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風力発電所で使われた巨大風車の処分は容易ではない
taraiok曰く、
アイオワ州西部にある風力発電所で、110基近くの風力発電装置の羽根(ブレード)の交換作業が行われている。ブレードを従来のものよりも長いものに交換し、ハブも交換されるという。これによって同発電所の発電量は20%ほど増加されるという(StarAdvertiser、Slashdot)。
しかし予想外の課題も生み出している。交換された古いブレードの処分だ。ブレードの長さは120フィート(約36.6m)で、解体作業員の手によって3分の1サイズにカットされる。そして、何百ものトラックで約130マイル(約209km)離れたネブラスカ州バトラー郡の埋立地に送られて処分される。風力エネルギーの批評家は、この「埋立地へのブレードの行進」が風力発電が環境に優しいエネルギー源であるという業界の主張を弱めるとしている。
当初、カットされたブレードは容易にプレス機で圧縮して体積を小さくできると考えられていた。しかし、強い風に耐えうる構造のブレードは非常に頑丈で、さらに圧縮プロセスで破片が飛び散って工作機器を損傷することすらあるという。
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