三重のイオンタウン四日市泊、11月16日グランドオープン 108店集結

2019年11月3日 20:53

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イオンタウン四日市泊のイメージ(イオン発表資料より)

イオンタウン四日市泊のイメージ(イオン発表資料より)[写真拡大]

 イオンは、三重県四日市市泊小柳町で建て替えを進めていたイオンタウン四日市泊について、11月16日にグランドオープンする。三重県初出店を含む108店を集結させるとともに、国内で初めて常設のEVレンタルカートサーキットコースをショッピングセンター内に設ける。

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 建物は約10万7,000平方メートルの敷地に建つ鉄骨2階建てで、総賃貸面積は本棟約3万2,000平方メートル、別棟約2万1,000平方メートルの計約5万3,000平方メートル。約2,300台分の駐車場と約1,100台分の駐輪場を用意する。

 出店するのは核店舗やATMを含めて108店。うち、核店舗はマックスバリュ四日市で、24時間営業する。四日市産を中心とした地場の新鮮野菜や地元で生産された加工食品、和洋菓子などをそろえ、地産地消に力を入れるほか、人気ブランドの松阪牛やみえ黒毛和牛も販売する。

 運営するマックスバリュ東海は9月にマックスバリュ中部と経営統合した。これを受け、これまで静岡エリアを中心に販売していた均一菓子コーナーや、統合で広がった他地域の産品もそろえる。

 レストラン街には、「鎌倉パスタ」など人気店だけでなく、三重県初の「やっぱりステーキ」、地元の「とんかつみそ家」などが出店する。フードコートや食物販を合わせた店舗数は29で、四日市市最大級のグルメゾーンとなる。物販ではカジュアルファッションの「ユニクロ」、「GU」、靴の「グリーンボックス」、三重県初となる雑貨の「スリーピー」などが登場する。

 EVレンタルカートは、6~10歳の子どもを対象にしたサーキットコースを設けるのに加え、大人や女性向けの専用カートを用意して家族全員で楽しめるようにする。2階には多目的ホールを設置し、イベント会場として利用するほか、座席数100のくつろぎスペース「イオンラウンジ」も置く。

 防災面では四日市市と協定を結び、災害時の一時避難所として活用する。屋上駐車場には三重県で初となる避難用大型エアテントのバルーンシェルターを設置する。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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