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セブンイレブン、東京・麹町で次世代店舗の実証実験 12月から
実証実験店舗のイメージ(セブン-イレブン・ジャパン発表資料より)[写真拡大]
セブン-イレブン・ジャパンは25日、東京都千代田区二番町の「セブン-イレブン麹町駅前店」について、12月より、コンビニエンスストアが抱えるさまざまな課題を解決する次世代店舗としてリニューアルオープンし、実証実験に入ることを明らかにした。麹町駅前店は店内改装のため、10月末でいったん閉店する。
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セブン-イレブン・ジャパンは実証実験の詳細な内容を明らかにしていないが、来店客が心地よく使いやすい店、加盟店オーナーが安心して経営できる店、従業員がもっと働きやすい店を目指し、過去に実施した実証実験の結果を参考にしながら、最新の設備や技術を導入するとしている。
経済産業省は6月に開いた新たなコンビニのあり方検討会で、コンビニを生活に密着した商品、サービスを提供する社会インフラと位置づけた。一方で、業界の課題として店舗数の増加による1店舗当たりの売り上げの停滞、加盟店オーナーの高齢化と後継者不足、従業員の人手不足とオーナーの勤務長時間化を挙げた。
これらの問題を解決するため、IT技術だけでなく、人工知能やロボット、IoTなど最新のテクノロジーを導入して省力化や競争力の向上などを図る必要があるとしている。
セブン-イレブン・ジャパンは省人化や省力化、環境負荷の低減、快適な店内環境づくりなどを目指し、2017年から首都圏の店舗で最新技術を導入した実証実験を続けてきた。その中で顔認証技術の導入など店舗の無人化にも道を開く技術や、再生可能エネルギー100%での店舗運営などを試行している。
今回の実証実験はこれまでの実験店舗をさらに1歩進めたものとする方針で、詳細な内容は麹町駅前店のリニューアルオープンに合わせて発表する。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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