関連記事
マツダ、CX-30を発表と同時に予約開始 発売は10月24日から
マツダは20日、クロスオーバーSUV「MAZDA CX-30」の予約受注を開始した。「SKYACTIV-G 2.0」、「SKYACTIV-D 1.8」仕様を10月24日より販売開始、「SKYACTIV-X 2.0」は2020年1月以降発売の予定。価格は239万円~371万円。
■魂動デザインをベースに設計されたエクステリア
マツダのデザインコンセプト「魂動デザイン」にもとづき、スリムで流れるようなプロポーションを採用した。ボディ形状は、車に合わせて変えることで光の動きにも大きな違いを作り出している。
また、ボディ下部をブラックアウトさせることにより、SUVとしてのよい強いイメージを作り出している。ランプ類もすべてLEDを採用し、視認性の向上を図った。
■これまでのデザインとは違うインテリア
コックピットはこれまでのSUVラインアップとは一線を画し、デザインを大きく変更した。表示機器や、操作スイッチを左右対称にすることで「包まれ感」を表現し、ドライバーがコックピットに包まれている感覚を味わうことができるようにた。
8.8インチのワイドセンターディスプレイも、ダッシュボードの内側から突き出るような一体感を出している。ボディサイズは「MAZDA CX-3」と「MAZDA CX-5」の中間ではあるが、前席の乗員間隔は「MAZDA CX-5」と同等である。
また、後席は幅を長くとり、フロア高などを調整することで体格が良い乗員でも余裕をもって座ることができるようになった。
■エンジンの注目は「SKYACTIV-X 2.0」
今回は2.0リッター直列4気筒直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」、 1.8リッター直列4気筒直噴クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」、2.0リッター新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X 2.0」の3種類を採用した。
特に注目すべきエンジンは、ガソリンとディーゼルエンジンのいいとこどりをした「SKYACTIV-X 2.0」だ。
世界初の技術である SPCCI(SPark Controlled Compression Ignition)火花点火制御圧縮着火を採用することで、高トルク、高燃費とレスポンスのよい走りを実現。先行で「MAZDA 3」に採用、販売されるためこちらの情報を期待したい。
■全グレードがサポカーS・ワイドに該当
またCX-30は全グレードがサポカーS・ワイドに該当。マツダでは、i-ACTIVSENSEと呼ばれるスマート・ブレーキサポート(SBS)、ブラインドスポットモニタリング(BSM)やリヤパーキングセンサーが装備されている。
なお、AT誤発進抑制制御[前進時/後退時]やマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)の全車速追従機能は、AT車のみに装備されるため、MTを考えている場合は注意してもらいたい。
■CX-30が全国を回る
今回の発表に合わせて、CX-30が全国に展示されることが決まった。27日(金)の東京ミッドタウン日比谷を皮切りに全国6都市7開場で行われる。
会場により、MAZDA CX-5やMAZDA 3 FASTBACKが併せて展示されることも決まっている。一度会場でCX-30を触ってみてはいかがだろうか。(記事:キーパー・記事一覧を見る)
スポンサードリンク