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TVアニメ『 グランベルム 』第6話「魔石」【感想コラム】
TVアニメ『 グランベルム 』第6話「魔石」【感想コラム】[写真拡大]
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このページの目次
1 TVアニメ『 グランベルム 』第6話「魔石」2 3度目のグランベルムを終えたその後3 真実の過去4 魔力が及ぼす影響とは…?5 グランベルム の各話を振り返りチェック!
■TVアニメ『 グランベルム 』第6話「魔石」
寧々の過去を垣間見た満月は、“グランベルム”で戦うということの意味を知ると同時に、その謎も深まり戸惑う。それぞれが戦う理由を知った満月。一方アンナは、フーゴ家に伝わる強力な魔石「フーゴの魔石」を持ち出そうとする。そんなアンナを見限ってか、水晶はフーゴ家を後にするのだった…。
■3度目のグランベルムを終えたその後
二度目の「グランベルム」を終え、寧々の思念のようなものが流れ込んできたことが不思議な満月。
あのグランベルムを行う場所は、一つの大きな魔力が満ちた空間。その魔力に反応しアルマノクスが生み出され、さらにその魔力によって戦っているのだという。
「我々はマギアコナトスと魔力によって繋がっているともいえるのです」
『じゃあなんで戦ってるの?』
そんなに多くの魔力があるなら、それらを分け合えばいいのではないかと…グランベルムに参加する目的がまだまだ曖昧な満月だからこその言葉。
「マギアコナトスがそれを望んでいる。自らを手にする、たった一人の魔術師を望んでいる…そう言われています」
実際のところ、新月たちずっとまえから戦っている奴らにもその深い本質まではわからないようだった。
そんな二人のもとに……寧々ちゃんが!!
よかった…寧々ちゃん生きてた!!!!
寧々はグレンベルムで負けたあとも、自分を倒した魔術師の顔や素性が知りたいとわざわざ高校までのりこできたのだ。
「グランベルムに負けても奪われるのは戦う資格だけ!」
そう語る寧々ちゃん。なるほど、ということは魔力は奪われないということですね。
それでも魔力は人に確実に影響を及ぼしているようで、寧々が中学生のような見た目から成長しないのも魔力の影響だという菜々や美々。
「人にとって魔術は永遠の研究課題ってことね」
うーむ…まだまだグランベルムの代償や魔力の代償はまだ未知数ですね。
そこに現れる、希望。
寧々は「そうね…控えめに言って、親友ってとこね」となんだかデレた様子で紹介。すっかり打ち解けたみたいで何より。
「ザ・ウィッチの誕生の瞬間を見てみたいの」
だから協力は惜しまないという寧々。グランベルムへの参加資格を失った身だからこそ協力できることがあると告げます。
一方のアンナサイド。
相変わらず新月に対しての怒りをあらわにしているアンナ。
母親からも「マギアコナトスの周りは魔力の濃度が非常に濃い空間。術者が未熟だと…魔力が暴走してしまう」と言われてしまう始末。
幼少のころはあんなに魔力を使いこなしていたのになぜ…。
グランベルムへは、小さな魔石で参加していたアンナだが、新月はアンナに昔使っていた欠片のような魔石で今でもグランベルムを生き残っているというと、新月と比較されたことでさらに激昂するアンナ。
「あの子は魔力に愛されている」
母親にそこまで言わしめる、新月は一体どれほどの魔術師なのでしょうか…。
アンナの家系に伝わる巨大な魔石「フーゴの魔石」さえあればと嘆くアンナ…。
■真実の過去
前回のグランベルムで共闘をとった久音の元を訪ねる満月たち。
一応挨拶を…という満月に対して、必要ですか…挨拶なんてものがいつか戦うことになるのに…と。
それでもグレンベルムの外ではただの少女たち、戦う理由はない。互いに鍋をつつきながら談笑していると、九音の戦うべき理由、姉の呪いについて聞かされる。
それを聞いた満月は思わず、「私だけそんな強い願いとか理由とかないのに…途中から参加して、しかも勝ち残って…」。
それでも「ホワイトリリーを操って、自分がイメージしたとおりに戦って、攻撃して…そういうの、できればできるほど嬉しくなる」
「“あぁ、私できるんだ”って。“ほかの人ができないことをやってるんだ”って。なんか、ドキドキして興奮して…今も思ってる。“次の戦いまであと何日だろう”って」
だんだんと戦うことへの意識の目覚めが芽生え始める満月。
元々アンナに使えていた……ふりをしていた水晶。
突如として、アンナを裏切り始める「とっとと去るがいいですわん、敗者。魔力無き者よ…」
自分の家臣のように慕ってきていた水晶から圧倒され途方に暮れるアンナ。
新月には未だに勝てず、母親からも見切られ、水晶ですらも自分を見下す…。
そんな状況にとうとうアンナは地下室にこもり始める。
妹のクレアは姉の状況を見かねて思わず新月に助けをもとめる。
早く仲直りしてほしいというクレアの声に新月は何も答えることができなかったのでした。
そんな新月を見かねて、満月は新月の家に向かい鍋を振舞う。
「私ね昔っから真っ白な夢を見るんだ…。落ちているのかも浮いているのかもわからなくて…ただなんにもなにのが不安で…。」
夢まで自分はなにも待たないんだ…と感じている満月に新月は「あなには心がある」と諭すように語りかける。
「最近、思うんです…みんな心の中に理想の自分がいる気がするんです。でも現実の自分はたいていそこには追い付いていない。」
その理想には決して追い付かない、常に追いかけるもの と考える新月。だからこそ人は成長するのだと。
ついにアンナの元を訪れる決意をした新月。
「アンナに真実を伝えに」
そこへいきなり斧をもって襲い掛かるアンナ…ヤバさにさらに拍車がかかってますね…。
「おばさまはあなたにこの家の魔術師として生きる不幸を背負わせたくなかった」
アンナの母親はアンナのことを思ったからこそ新月を養子にした…。
「この家で生きていけば常に魔術師としての劣等感を味わい続けることになる」
なんで自分の力を信じてくれないのか、子供のころからあんなにすごい魔力を持っていた自分のことを。
ことの顛末はこうである。
アンナの力だと思っていたこれまでの出来事は全て、新月が裏でやっていたことだったのである、それは新月の優しさゆえのこと、アンナは決して優秀な魔術師ではなかった…。
全ての真実を伝え、それでも母親は「アンナにはもっと他の道で活躍してほしい」と願い、新月もアンナにはそれを願った。
新月に子供のころのような笑顔を向けて「あなたならきっと立派な魔術師になれる」と告げるのだった…。
ここで終わっていれば、ちょっと悲しいけど美談で終わったかもしれない…。
しかし、その優しさはアンナの心をぶち壊すほどには十分なものだった。
血まみれで倒れる母親、フーゴの魔石を手に入れたアンナ。結末はどこに向くのだろうか。
■魔力が及ぼす影響とは…?
アンナの過去に迫る回。EDぶつ切りの衝撃のラスト…。やーべーめちゃくちゃおもしれぇ…。
正直ロボットのドンパチがない回のほうがおもしろいんじゃないかとさえ思いますね。
アンナは魔術師としての力はほぼなく、全ては新月がアンナのためを思ってやってしまったお節介。「あなたは私には勝てない…」という新月の言葉は全てを知っていたから…。
そりゃあ、アンナもぶちギレますよね…。そして始まるアンナの復讐劇…。母親を殺して(?)手に入れた”フーゴの魔石”。
今回、グランベルムの新たなルールとして負けても失われるるのは「戦う権利」だけであり、その後もグランベルム参加者に関わっていいような描写がありましたね。
つまり、寧々の母親はグランベルムに負けたから記憶を失ったわけではなかったということですね。
さらに、久音が魔力を使いすぎて体調を崩していましたし、寧々は魔力の影響で成長が止まったという言い方がされていました。
まだ未知数ですが魔力の暴走は、前回の満月みたくグランベルムの空間以外にもなにかしらの干渉があるのは確実ですね。。。フーゴの魔石を手にいれたアンナは………。
グランベルム の各話を振り返りチェック!
TVアニメ『グランベルム -プリンセプスのふたり- 』第1話「世界で唯一の魔術師」
(あにぶ編集部/Uemt)
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