久保建英、レアル・マドリードトップチームで躍動

2019年8月1日 06:14

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 7月31日(現地時間)、ドイツ・ミュンヘンで、プレシーズンマッチとなるアウディカップ3位決定戦が行われ、レアル・マドリードがフェネルバフチェ(トルコ)と対戦した。日本代表MF久保建英は、4-3とリードした後半28分からトップ下に投入され、惜しいシュートを放つなど見せ場を作った。

 前日、トッテナムとの試合で後半36分から出場し、シュート3本を放つなどして先発出場が期待された久保は、ベンチスタートとなった。試合は開始直後からフェネルバフチェが主導権を握る展開となり、前半6分に先制する。レアルは元フランス代表ベンゼマが前半12分、27分と立て続けにゴールを決め逆転する。しかし前半35分にフェネルバフチェが同点ゴールを決め、前半は2-2で折り返す。

 後半3分、レアルはベンゼマのハットトリックで3-2とリードする。しかし後半14分に再びフェネルバフチェが同点ゴールを決めると、後半16分にまたレアルが突き放すという激しい点の取り合いとなった。

 4-3でレアルがリードしている後半28分、モドリッチとともに久保が投入される。久保は前線から素早いプレスをかけて守備に重点をシフトしたプレーを見せた。密集でのボールキープもこなし、チャンスを見つければスルーパスを供給していた。後半43分にはゴール正面から鋭いシュートを放つもGKにセーブされた。

 レアルは後半34分の追加点で5-3で勝利、プレシーズンマッチ5戦目にして初勝利を挙げた。

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