ビューティフルピープル、2020年春コレクション 日常着にも新しい仕立て「サイド C」を

2019年7月31日 22:33

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記事提供元:ファッションプレス

 ビューティフルピープル(beautiful people)の2020年春コレクションが発表された。

■「サイド C」vol.2.5

 今シーズンも2019年春夏コレクション秋冬コレクションに引き続き、「サイド C(Side C)」と呼ぶ、新しい仕立ての考え方と型紙設計のアイデアを継続。「サイド C vol.2.5」として、表と裏の間の袋状の空間を活かした、斬新なシルエットのピースを生み出していく。

■日常の“ユニフォーム”をベースに

 今季はより“日常で着られる”「サイド C」を追求。ベースとなったのは、ミリタリーウェアやワークウェアに、現代女性のワードローブに欠かせないピースを加えた“ユニフォーム”だ。これらの日常的な“ユニフォーム”が、表面(A面)と裏面(B面)が同時に見えることで新しい見え方(C面)になる「サイド C」というアイデアによって、新しいシルエットに生まれ変わる。

 たとえばドイツ軍のライナー付きフィールドパーカーにインスパイアされたボリューミーなダウンジャケットは、そのまま着用するのはもちろんのこと、ライナー裏のファスナーを開け、本体とライナーの間に腕を通すことで、ユニークなシルエットで着こなすことができる。

 すっきりとしたシルエットのロングシャツドレスは、前と後の身頃の間に、もう1枚身頃をつけた3枚構造のデザイン。中間にある袋状の空間に身体を通せば、ブラウスをレイヤードしているかのような着こなしを楽しむことができる。素材にもこだわっており、イギリスのシャツ素材メーカー トーマス・メイソン(THOMAS MASON)のテキスタイルを使用。ナチュラルな光沢と、高密度ならではのハリ感が特徴だ。

 袖からウエストにギャザーティテールを入れた肉厚のジャージドレスも、3枚構造のデザイン。身体を通す位置によって、フォルムや表面に出てくる色を変化させて、様々な着方を楽しむことができる。

■カラーはイエローやグリーンが主流

 カラーパレットは、蜜蝋を思わせるオイリーなイエローをはじめ、ミリタリーカラーをクリーンな印象に仕上げたミントグリーン、オリーブ、ユニフォームを思わせる色褪せたネイビー、グリーンなどが起用されている。

■メンズラインも

 なお2019年秋冬コレクションから本格デビューしたメンズラインから、今季はウィメンズと同デザインのダウンコート、ガウン、コーチジャケットなどのアイテムが、ユニセックスサイズで展開される。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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