ミルクボーイ、2019年秋コレクション発表 クラシックをストリートで楽しむ

2019年7月31日 22:37

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記事提供元:ファッションプレス

 ミルクボーイ(MILKBOY)の2019年秋コレクションが発表された。

今季はアニマル柄など秋冬シーズンに欠かせないプリントや、静物画などのクラシカルなモチーフを、ミルクボーイが得意とするストリートテイストに落とし込んだアイテムを展開していく。

■遊び心をプラスしたタイガープリント

 今シーズン、まず目を惹くのは、ハードなタイガーパターンに、ミルクボーイらしいアレンジを取り入れたオリジナルテキスタイルのシリーズ。アニマルプリントに、タイガーのフェイスや鳥のモチーフ、ロゴなどを織り交ぜることにより、遊び心溢れるロックスタイルに仕上げている。シャツはさらりと1枚で着こなすも良し、ニットにレイヤードして首元からタイガー柄をちらりと覗かせても良し。

■ストリートウェアにダークな静物画を描いて

 どこかダークなムードが漂う「ロスト ストーリーズ(LOST STORIES)」シリーズも印象的。ダークトーンのキャンバスにぶとうなどの果実や、蝶、蜘蛛の巣といったモチーフを、油絵のように写実的に描いている。

 クラシカルな魅力を纏った「ロスト ストーリーズ」のテキスタイルは、スウェットやゆったりとした開襟シャツなどのアイテムに落とし込むことで、ストリートテイストとミックス。開襟シャツはパンツと合わせてセットアップ風に、そこにブラウンのチェック柄ガウンコートを羽織れば、より一層秋らしいルックが完成する。

■星座モチーフをクールに

 黄道帯を意味する「ゾディアック(ZODIAC)」シリーズも、今季のストリートスタイルを象徴するアイテムの1つ。黄道帯とは空にできる帯状の地帯で、獣を象った星座を多く通ることから獣帯とも呼ばれている。ブラックのモッズコートには、獣帯を連想させる星座モチーフや、稲妻をイメージした“ゾディアック”ロゴをホワイトで配し、モノトーンのクールなスタイルに仕上げた。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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