マーベル“MCU”、新作映画『シャン・チー』で初のアジア系ヒーロー

2019年7月25日 18:44

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記事提供元:ファッションプレス

 マーベル・シネマティック・ユニバース(以下:MCU)の新作映画『Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings(シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス)』(原題)が、2021年2月12日に全米公開される。マーベル・スタジオが2019年7月20日、アメリカ・サンディエゴで開催された「コミコン」にて発表した。

■MCU初のアジア系ヒーローは“マスター・オブ・カンフー”

 MCUで初めて、アジア系ヒーローが主役となる映画『Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings』。“マスター・オブ・カンフー”の異名を取る主人公シャン・チー(Shang-Chi)と、彼の実の父親でもあるヴィランのフー・マンチュー(Fu Manchu)の戦いを描いた作品。

いわゆるスーパーマンライクな超常的な能力を持ち合わせているわけではないが、原作では卓越した武術と剣やヌンチャクなどの武器の扱い、そして“気”のコントロールで、超人的な敵ヴィランを多数打ちのめしている。

■アイアンマンとの関連性も

 原題の「Ten Rings」は映画「アイアンマン」シリーズに登場するテロ組織。原作でシャン・チーはアベンジャーズにも加入しており、トニー・スタークがシャン・チーに“気”を高めるブレスレットやリパルサーヌンチャクといった装備を提供していることから、「アイアンマン」シリーズとも関連した物語になるのではと予想される。アイアンマンファンにとっては、彼の登場も期待せざるを得ないところだ。

■主演シム・リウ、マンダリン役にトニー・レオン

 主演でシャン・チー役を務めるのは中国系カナダ人俳優のシム・リウ(Simu Liu)で、「Ten Rings」のリーダーである“本物”のマンダリン役でトニー・レオン(Tony Leon)が出演する。また、映画『ショート・ターム』を手がけたデスティン・ダニエル・クレットン(Destin Daniel Cretton)が監督を務める。

■作品情報

 『Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings(シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス)』(原題)
全米公開:2021年2月12日
監督:デスティン・ダニエル・クレットン
キャスト:シム・リウ、トニー・レオン

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