新型スカイラインにインターネット接続「docomo in Car Connect」搭載

2019年7月16日 07:56

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

新型スカイラインが導入する「docomo in Car Connect」サービスのイメージ

新型スカイラインが導入する「docomo in Car Connect」サービスのイメージ[写真拡大]

 日産自動車は、この秋発売予定の新型スカイラインに、NTTドコモが提供する車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」を搭載すると発表した。この「docomo in Car Connect」は、車内においてLTEの高速データ通信をWi-Fiを使って利用できる車内向けインターネット接続サービス。

 日産は、クルマと社会がつながることにより、新たなカーライフの実現を目指すNissan Connectサービスを展開。日産純正カーナビゲーションでは、リアルタイムな交通情報などで総合的に計算した最適ルートの提供や、オペレーターとの対話による目的地設定サポート、ドライブに役立つ情報チャネルやナビ向けメッセージの配信を、スマートフォン向けには、クルマとリンクしたアプリサービスを提供している。

 今回、新たに対応する「docomo in Car Connect」は、新型「スカイライン」からスタートする次世代のNissan Connectが提携する新サービスだ。車両に搭載された通信機(TCU)を通じて、スマートフォンやタブレット端末、ゲーム機、ノートパソコンなどの対応端末で、Wi-Fi接続が使える。用途に合わせ、1日、30日、365日の3パターンの利用期間から選択することが可能で、データ通信量の上限や利用可能データ量超過による通信速度制限などを気にすることなく、動画や音楽、オンラインゲームなどデータ通信量の多いコンテンツを手軽に安心して楽しめる。

 日産は、「人々の生活をより豊かに」というビジョンのもと、クルマを先進技術により進化させ、人々をよりよい世界に導く「ニッサン・インテリジェント・モビリティ」を推進。新しいNissan Connectは、そのうちのひとつ「つながるクルマ」を具現化するサービスであり、「docomo in Car Connect」と連携することにより、クルマがより広く社会とつながり、日産車ユーザーのカーライフにさらなる便利・快適・安心を提供する。

 「docomo in Car Connect」サービスを利用するには、新型スカイラインに用意するNissan Connectサービスに加入のうえ、別途、NTTドコモの本サービス専用サイトから有料のサービスの申し込みが必要となる。ドコモの回線契約が無くても、dアカウントがあればサービスを利用できる。(編集担当:吉田恒)

■関連記事
トヨタとデンソー、合弁で半導体の先行開発研究を行なう新会社設立
日本版MaaS推進、新たに5社MONETに参加、「MaaS推進ジャパン連合」発進
改正道交法が衆院で可決で認可される発売間近の「レベル3」の自動運転とは?

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事