関連記事
不思議な空気感がクセになる 「ブギーポップは笑わない」の世界!
不思議な空気感がクセになる 「 ブギーポップは笑わない 」の世界![写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
2019年1月より放送されたTVアニメ「 ブギーポップは笑わない 」。独特のキャラクターや世界観が生み出す不思議な空気がクセになる作品です。そんな「 ブギーポップは笑わない 」の作品世界についてぐっと迫りたいと思います。
このページの目次
1 豪華スタッフ・キャストによる二度目のアニメ化!2 複雑に入り組んだ、パズルのようなストーリーに注目!3 ブギーポップの不思議な言葉に考えさせられる!3.1 ・ブギーポップの名言集 (一部)4 高クオリティーのアクションシーンもあります!
■豪華スタッフ・キャストによる二度目のアニメ化!
「ブギーポップは笑わない」シリーズは上遠野(かどの)浩平先生によるライトノベルです。その後のラノベ界やラノベ作家に大きな影響を与えた名作です。ちなみに2000年に1度アニメ化されていますが、今回スタッフ・キャストを一新して2度目のアニメ化となりました。
また豪華スタッフ・キャストにも注目です。監督は夏目真悟さん、シリーズ構成・脚本は鈴木智尋さんなど人気アニメ「ワンパンマン(1期)」を担当した豪華クリエイターが再集結しました。
キャストは実力派人気声優の悠木碧さんが、主役のブギーポップと宮下藤花の二役を演じ分けます。その他実力派の若手からベテラン声優までたくさんの声優がキャラクターの声を担当しています。本作はキャラクターの数が多いので、それぞれの役を魅力的に演じる声優さんのお芝居にも注目です。
ちなみにリアルタイムの放送では初回1時間スペシャル、さらに「夜明けのブギーポップ」編は2時間スペシャルでの放送など、1クールアニメとしては異例の構成になっています。放送スケジュールからも制作陣の熱意がうかがえますね。
■複雑に入り組んだ、パズルのようなストーリーに注目!
本作は「ブギーポップは笑わない」、「VSイマジネーター」、「夜明けのブギーポップ」、「オーバードライブ 歪曲王」編の4つの章に分かれています。放送順は「ブギーポップは笑わない」からですが、作中の時系列的には最も過去のエピソードである「夜明けのブギーポップ」が途中に組み込まれているなど、凝ったシリーズ構成になっています。
また各章単独でみても時系列が微妙にずれている演出があり、最後まで見てから「ああそうだったのか」と気付くような構成になっています。少し複雑で難しい構成になっていますが、最終的にはパズルがかっちりとはまったときのような、納得感が感じられると思います。
この作品はブギーポップなどの主要キャラクターが、複数の章にまたがって登場する特殊な群像劇になっています。各章から登場する新規キャラクターも含めて、キャラクター像の把握や関係性の整理は必須だと思います。公式ホームページなどでしっかり確認しましょう。
■ブギーポップの不思議な言葉に考えさせられる!
すべての章に登場するこの作品の象徴的存在、ブギーポップ。直訳すると「不気味な泡」という意味のキャラクターです。世界の危機が近づくと、宮下藤花の体に自動的に現れる謎の多い存在です。
ブギーポップが登場人物や世界の敵と対峙したときの独特な言葉の言い回しや意味深なセリフには、他の作品にはない不思議な面白みがあります。抽象的でありながらどこか物事の本質を突いているような、哲学的な言葉の数々。思わずゾクッとするセリフは、悠木碧さんのお芝居も相まってとても印象的です。
・ブギーポップの名言集 (一部)
「君たちは、泣いてる人を見て何とも思わないのか?」
「呆れたものだ。これが文明社会ってわけか?」
–「ブギーポップは笑わない」編より
「殺されたいなんて資格を得るためには、少なくとも本気で生きてからでなきゃ、ということさ」
–「オーバードライブ 歪曲王」編より
ブギーポップと出会い言葉を交わしたことでそれぞれのキャラクターは何に気付き、どう行動していくのか、そしてその果てに何が待っているのか、キャラクター同士の会話劇は絶対に見逃せない注目ポイントですよ!
■高クオリティーのアクションシーンもあります!
会話劇が中心の本作ですが、戦闘シーンにもかなり力が入っています。ブギーポップは高い戦闘能力をもっていて、ワイヤーを使って相手をバラバラにしてしまいます。他にも戦闘シーンは見応えがあって、どれもクオリティーが高いです。会話劇だけだと退屈するかも?という方もご心配なく。
(あにぶ編集部/ふきのとう)
情報提供元:あにぶは、アニメのおたくな情報やアニメのニュースを初め、アニメのコラムなどを配信しているアニメコラムサイトです。
スポンサードリンク
関連キーワード