FC東京、逆転勝利で首位折り返し　サッカーJ1第17節

　29日、サッカーJ1第17節で首位のFC東京がホームで2位の横浜Fマリノスと対戦、4-2で勝利し首位を守った。久保建英を欠いてからリーグ戦初の連敗をしたFC東京は、勝ち点差3で追いかける横浜FMに早い時間に先制されるも、すぐに追い付き逆転、追加点も奪う快勝となった。今節で前半戦を終了するため、J1はFC東京が首位で折り返すことになった。

　前半15分、横浜FMは仲川輝人が右サイド奥深くに走り込んでロングボールに追い付く。仲川はグラウンダーのクロスを送ると、GK林彰洋は反応し切れずにボールはファーサイドに流れ、詰めたマルコス・ジュニオールが押し込んで先制する。前半17分、FC東京は林のロングボールをナ・サンホに繋ぐ。ナ・サンホはPA左に持ち込んでシュートを放つとGK朴一圭の手を弾いてゴールイン、すぐに同点に追い付く。

　前半38分、FC東京は高萩洋次郎の中盤からのロングボールに走り込んだ永井謙佑が追い付く。永井は飛び出した朴の頭上を抜くループシュートを決め2-1と逆転する。

　後半10分、FC東京はカウンターから高萩のロングボールに反応した永井がPA左にボールを持ち込んでライン際からクロスを送る。ディエゴ・オリベイラがゴール前ファーサイドでヘッドで合わせて3-1と突き放す。

　後半17分、FC東京はスルーパスに反応した永井がPA左に進入し放ったシュートが朴に弾かれたところに、詰めていたオリベイラが押し込んで4-1とする。横浜FMも後半38分に左サイドからのクロスを仲川が合わせると、ボールがゴールポストと林に当たってゴールイン、1点を返すも反撃は及ばなかった。