金相場は様子見ムード? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

2019年4月4日 12:46

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記事提供元:フィスコ


*12:46JST 金相場は様子見ムード? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。

今日は金市場についてのレポートをご紹介します。松永さんのブログ、松永総研で『金相場には、リスクヘッジとしての特性やドルの代替銘柄としての特性などがあります』と説明しているように、金利がつかないという特性のある金はリスクオンでは売られ、リスクオフでは買われるという傾向があります。

では、相場の動きはどうなっているのかというと、レポートでは『NYダウが昨年末から上昇基調を続けており、今週になって年初来高値を更新しており、そうした米国株の上昇は、「リスクヘッジとしての金相場」にとって大きな弱材料となってきました』と分析しています。

続けて、『その反面、米10年債利回りが昨年11月の3.24%付近から2.42%付近まで低下したことは、ドル売り材料となるので、「ドルの代替銘柄としての金相場」にとって大きな強材料となりました』と伝えており、『そうした弱材料と強材料が対峙しているので、金相場の方向性の感じられない展開が続いているようです』との見解を述べています。

ファンドの買い越し枚数も方向性が感じられないということですが、『今週の米中通商協議のトップ会談で通商問題が大きく前進する可能性もあるだけに、金相場に対して、「様子見」も一考かもしれません』と考察しています。

参考にしてみてください。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の4月3日付「金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子《HH》

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