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米国の音楽産業収益レポート、2018年はストリーミング配信収益の増加続く
記事提供元:スラド
全米レコード協会(RIAA)が2018年の音楽産業収益レポート(PDF)を公開した。2018年の収益は卸が66億ドル、小売りが98億ドルで、ともに昨年を上回る金額となっている(BGR、Slashdot)。
収益の内訳はストリーミング配信が75%、デジタルダウンロードが11%、物理メディアでの販売が12%など。ストリーミング配信の売上は74億ドルで、昨年比で32%増だという。有料サブスクリプションサービスの売上が順調に伸びているのが理由とのこと。一方でダウンロード型の販売は減少を続けており、その売上は10億ドルだった。
物理メディアでは、CDの売上が前年比33.9%減となっている。ミュージックビデオなども減少する一方、アナログレコードの売上は前年比7.9%増で、CDの売上減とアナログレコードの売上増がこのペースのまま進めば、来年にもアナログレコードの売上がCDの売上を抜く可能性がある。
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