冬アニメ1番の注目作「かぐや様は告らせたい」、特別ED映像は500万再生突破

2019年3月8日 22:05

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■2019冬アニメの中でも注目の「かぐや様は告らせたい」

 2019年もすでに3月にはいり、冬のドラマやアニメも最終回を迎えようとしている。回を重ねることに評価を上げたものもあれば、事前情報よりもイマイチだった作品もあるだろうが、放送前後ともに評価が高かったアニメ作品の1つが「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」だろう。

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 「かぐや様は告らせたい」は、「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の漫画が原作のアニメだ。エリートたちが通う高校を舞台に、相手に告白させたい男女の姿をコミカルに描いており、アニメでも各キャラクターの魅力がしっかりと表現されている。

 人気漫画のアニメ化ということもあり注目度は高かった本作。オープニングには平成を代表するアーティスト・鈴木雅之が初めてアニメ主題歌を担当するなど話題に事欠かない作品だったが、第3話エンディングでは通常エンディングと違う「チカっとチカ千花っ」(最後ハートマーク)が放送され、こちらも話題となった。YouTubeでは同映像が500万再生を突破するなど、多くの人がかぐや様ワールドに巻き込まれつつある。

■「かぐや様は告らせたい」とは

 昔は貴族たちが通い、現在では政財界の子息などが主に通うエリート校・秀知院学園。その学園のトップともいえる生徒会長を務めるのは、外部生ながら成績トップを維持する白銀御行。その会長を支える副会長・四宮かぐやは財閥の一人娘。学内成績2位で弓道部にて数々の賞を勝ち取る文武両道のお嬢様である。

 彼らは生徒たちから尊敬の眼差しを受けると共に、公私ともにお似合いのカップルと噂されていた。本人たちもお互いに意識はし合っているものの、その気持ちに素直になれず「いかに相手に告白させるか」ばかり考えていた。そのためお互いに好きな気持ちであるはずなのに、半年もの時間何の進展もないままだった。

 白銀は次第に四宮から好意の対象として見られていないと感じるようになり、一方で四宮は白銀のあらゆるパターンをマニュアル化したり、財閥の力を利用したりして告白させるシチュエーションを作るも、ことごとく失敗してしまう。2人の思いが通じ合う日がいつやってくるのかわからないラブコメディとなっている。

■古風なラブコメを現代にて再現したような作品

 「かぐや様は告らせたい」はお互いに意識し合う男女が素直になれず、生徒会に所属する藤原チカなどに振り回されながら四苦八苦する姿を描いたラブコメとなっている。こうした設定は過去の漫画でもあったが、それを現代的に描いているように感じさせてくれる作品だ。

 古風な設定を感じさせる漫画ということもあり、鈴木雅之が歌うオープニングも本作に非常にマッチしており、視聴者の度肝を抜くと共に多くの話題を集めた。昔ながらのラブコメが好きな人ならば、「かぐや様は告らせたい」もマッチするだろう。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る

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