関連記事
マーケットエンタープライズは第2四半期決算と共に通期業績予想の上方修正を発表
■前期と前々期の投資が奏功し、買取商圏の拡大
マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)は14日引け後、第2四半期決算と共に通期業績予想の上方修正を発表した。
同社は、インターネットに特化してリユース(再利用)品を買取・販売するネット型リユース事業を展開している。コンタクトセンターからリユースセンターまで一気通貫のオペレーションシステムを特徴とし、マルチチャネル対応で全国的な仕入・販売網を構築している。
前期と前々期を投資の期間として実施した投資が奏功し、今期は期初より新たに生み出されたサービスが収益に貢献することとなった。具体的には、前期に新規開設した2拠点(西東京、札幌)による買取商圏の拡大に加え、農機具、医療機器といった専門性が高い商品への新規展開、また、オウンドメディアの収益化や、通信領域の伸長などである。
その結果、19年6月期第2四半期は、売上高38億32百万円(前年同期比31.5%増)、営業利益1億50百万円(前年同期05百万円)、経常利益1億49百万円(同△03百万円)、純利益66百万円(同△06百万円)と大幅増収増益で黒字転換となった。
第2四半期が当初予想を上回る好業績であったことから、同時に通期連結業績予想の上方修正を発表した。
今通期連結業績予想の売上高については、前回予想を3億65百万円上回る80億65百万円(前期比27.3%増)、営業利益は85百万円上回る2億45百万円(同155.2%増)、経常利益は85百万円上回る2億47百万円(同162.8%増)、純利益は35百万円上回る1億15百万円(同271.0%増)と大幅増収増益となる見込み。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【小倉正男の経済コラム】「キャスター」VS「SNS」、正義は独占できない(2018/11/10)
・スリープロはレンジ下限水準から続伸、3Q高利益進捗率業績を見直し決算発表に期待を高め下げ過ぎ訂正(2018/11/06)
・トレジャー・ファクトリーは調整一巡感、19年2月期予想に上振れ余地(2018/11/09)
・LTSは続落も3Q決算発表を前に年平均利益成長率19.9%を手掛かりに押し目買い好機(2018/10/23)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク