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【注目銘柄】京写の第3四半期は国内の売上は好調であったが、主材料の価格上昇の影響で増収減益
■製品価格の適正化が進み、第3四半期間の営業利益は急伸
京写<6837>(JQS)の第3四半期連結業績は、国内の売上が好調であったが、利益面で主材料価格の上昇の影響もあり増収減益となった。しかし、第3四半期間(10月~12月)の利益が急増していることから注目銘柄といえる。
第3四半期連結業績は、売上高160億32百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益4億30百万円(同4.3%減)、経常利益4億23百万円(同11.1%減)、純利益2億92百万円(同7.4%減)となった。
売上については、海外では中国は事務機の受注は増加したものの、アミューズメント関連や映像関連分野の受注が減少した。一方、国内の基板事業は自動車関連やLED照明の家電製品と映像関連の受注が増加し、実装関連事業も好調に推移したことから、全体では増収となった。
利益面については、上期までの価格の適正化遅れや国内の旺盛な需要に対応するため外注費が増加し原価を圧迫した結果、減益となった。しかし、第3四半期間(10月~12月)では、主材料価格の上昇に対応し、製品価格の適正化を進め一定の成果を上げている。
ちなみに、四半期毎の営業利益を見ると、第1四半期(4月~6月)83百万円、第2四半期(7月~9月)1億13百万円、第3四半期間(10月~12月)2億34百万円と製品価格の適正化が進み、第3四半期の利益は第1四半期のおよそ3倍、第2四半期の2倍超となっていることが分かる。
以上のように、利益率の改善が進んでいることから、通期業績予想は当初予想を据え置いている。
ちなみに、19年3月期通期連結業績予想は、売上高220億円(前期比3.5%増)、営業利益7億50百万円(同29.4%増)、経常利益7億40百万円(同20.3%増)、純利益5億円(同7.4%増)と増収増益を見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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