リーディングマーク、ネクスベルを子会社 パーソナルな就活支援サービス拡大

2019年1月25日 11:51

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「レクミー」の画面イメージ。(画像: リーディングマークの発表資料より)

「レクミー」の画面イメージ。(画像: リーディングマークの発表資料より)[写真拡大]

 学生の就活や採用の支援事業を展開するリーディングマークは、学生の中でも特に優秀層向けの会員制就活プログラムを運営するネクスベルを完全子会社化し、それぞえの強みを活かして、就活生一人ひとりの能力や個性に合ったパーソナライズサービスを拡大する。

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 リーディングマークは、東京大学や早稲田大学、慶応義塾大学などの就活生の約4割が利用する国内最大級の優秀層向け就活支援サービス「レクミー」を運営。他に、優秀な学生と一流企業やベンチャーをつなぐ事前審査制転職サービスの「レクミーキャリア」、AIを活用したパーソナリティ分析によりその会社のエース級になり得る人材を自動でマッチングする「AImeets」なども運営する。中でも「AImeets」は、性格や価値観、志向性等の可視化により、働く側は生き生きと活躍できる仕事を見つけられ、採用側は必要な人材を瞬時に選択できるという、リーディングマークが目指すミッションを実現するシステムだ。同社では今後もアルゴリズムの改良を続け、AI採用のスタンダードとしたいと注力している。

 一方のネクスベル(NEXVEL)は、就活生の中の選りすぐりの優秀層に限定した会員制就活支援プログラム「ネクスベル」を運営する。優良企業との独自のネットワークを活かして、その90%以上が上位大学の学生という会員に対し、個々人のレベルや可能性に合わせた細やかなキャリア支援で定評がある。

 今回のネクスベルの子会社化により、「レクミーの優秀な学生を集め、メディアやイベントを通じて多くの企業とマッチングする力」と、 「ネクスベルの一人ひとりのスキルや想いを理解し、丁寧に企業とマッチングする力」を融合させることで、学生や企業に対するサービスの付加価値向上を図るとしている。

 両社の力の結集で、お互いにミッションと掲げる「若い才能を育て、その自己実現を支援する」サービスが、ますます勢いづきそうだ。

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