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ドコモ、「2年縛り」などの解約金不要期間を2カ月間から3カ月間に延長
解約金見直しのイメージ。(画像: NTTドコモの発表資料より)[写真拡大]
NTTドコモは16日、スマートフォンや携帯電話、ドコモ光などの料金プランや割引サービスに定められる2年定期契約(2年縛り)に関して、解約金なしで解約できる期間を延長すると発表した。従来は契約満了月の翌月と翌々月の2カ月間を解約金がかからない期間としていたが、今回の変更により、契約満了月当月と翌月、翌々月の3カ月間に延長された。期間変更は2019年3月に契約満了月を迎える利用者から適応される。
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適応されるスマートフォンやタブレットなどの料金プランは、カケホーダイプラン、カケホーダイライトプラン、シンプルプラン、データプラン、キッズケータイプラスなど13プラン。ドコモ光の料金プランはドコモ光 戸建・タイプA、ドコモ光 マンション・タイプAなど8プラン。ほぼ全てのプランが対象となっている。
割引サービスの対象は、ファミ割MAX50、ひとりでも割50、(新)いちねん割引など14サービス。ファミ割MAX50やひとりでも割50とは、FOMAの利用料金を2年や1年の継続利用を条件に割引するサービスだ。さらにビジネス割50、オフィス割MAX50など法人向けのサービスも対象となっている。
今回の変更により、これまでよりも1カ月短い期間で、解約金なしでの解約が可能となった。ドコモから他のキャリアや格安モバイルへの乗り換えを検討している利用者にとっては朗報だろう。ドコモでは解約を申し出ない限り、2年定期契約は自動更新される。契約期間が延長されたことで、解約のタイミングを逃す利用者も減ると思われる。
ドコモのスマートフォンやタブレットの料金プランは2年定期期間満了後、契約期間の定めがなくなりいつでも解約金がかからずに解約が可能となる「フリーコース」と、2年間の継続利用を条件にドコモサービスの利用年数に応じて料金を割引する「ずっとドコモ割コース」を選択することができる。この「フリーコース」と「ずっとドコモ割コース」の選択期間も、同様に契約満了月から翌々月までの3カ月間に延長された。
なお、ドコモのスマートフォンやタブレットのプランは、契約期間なしで契約するすることもできるが、大幅に割高となるため、2年定期契約ありプランで申し込む利用者が大半だ。(記事:風祭・記事一覧を見る)
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