【銘柄フラッシュ】テックポイント・インクなど急伸しサイバーコムは「調達指針」を契機に連日高

2018年12月13日 17:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 12月13日は、サイバーコム<3852>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、3日続伸の12.0%高。通信ソフトウェア開発などを行い、政府が情報通信機器の調達に関する新指針を発表してから動意を強め値幅妙味などが増幅。

 エー・アンド・デイ<7745>(東1)は11.3%高となり、6月に連結子会社になったホロン<7748>(JQS)の2日連続急伸10.1%高などが材料視された。ホロンは、中国・華為技術(ファーウェイ)の最高財務責任者がカナダで保釈され、中国事業の不安感が後退したことなどが材料視されたとの見方。

 サイバーステップ<3810>(東2)は業績拡大期待などがあるようで一段高。アルチザネットワークス<6778>(東2)は3日続伸の8.0%高となり、政府が情報通信機器の調達に関する新指針を発表したことなどが材料視されたとの見方。

 新規上場のオーウエル<7670>(東2)は9時25分に公開価格を14%上回る855円で初値がつき、高値は前場の879円、終値は776円。同じく札幌アンビシャス市場に上場したFUJIジャパン<1449>(札A)は公開価格740円を23%上回る907円で初値がつき、高値は前場の981円、大引けは832円。

 テックポイント・インク<6697>(東マ・外国株)は11日、米中貿易摩擦に関して当社に重大な悪影響が発生することは予想していないとしたことなどが注目されて連日ストップ高となり18.5%高。理研グリーン<9992>(JQS)は業績見通しの増額が材料視されストップ高の17.5%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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