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国交省、羽田新ルートに向け住民説明会を開催へ
国土交通省は、横田空域の開放に伴い、羽田空港を発着する国内・国際線を大幅に増便させるとしている。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け都心上空を通過する新たな飛行ルートを設ける方針である。
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同省は、12月15日を皮切りに、羽田新ルートの開設に伴う住民説明会を開催するとしており、12月15日から12月22日までに、品川区2回、中野区2回、北区2回の6回、2019年1月8日から1月19日までは豊島区、板橋区2回、江東区2回、練馬区、埼玉県和光市2回、港区2回、埼玉県川口市2回の12回、合計18回の説明会が予定されている。
新ルート周辺の住民にとって、旅客機の騒音問題、機体からの部品の落下、その他の事故への懸念から反対運動も起きている。同省は、新ルートの設定を前提として、3年前から周辺住民を対象に説明会を開催してきた。
2018年1月13日に開催された「練馬区の住民説明会」に参加した住民の話を聞いた。 それによれば、航空機の高度やそれに伴う騒音、飛行機の見え方、落下物への対策、関係する自治体の住民が気になる情報がパネルに展示されたとのこと。同時に、国交省職員による説明や、参加者からの質問の時間も設けられたという。騒音がイメージできる体感ブースも用意されており、今後の各説明会においても同様のものが用意されるものと思われる。
横田空域開放の最終合意はこれからではあるが、合意の目処がついたところから、新たな説明会を開催し、周辺の住民のさらなる理解を求めるものとみられる。(記事:kan1713・記事一覧を見る)
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