JR横浜駅西口ビル、名称が「JR横浜タワー」と「JR横浜鶴屋町ビル」に

2018年11月23日 09:04

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JR横浜タワーのイメージ図。(JR東日本発表資料より)

JR横浜タワーのイメージ図。(JR東日本発表資料より)[写真拡大]

  • JR横浜タワーとJR横浜鶴屋町ビル

 2020年の東京五輪に向けて横浜市西区のJR横浜駅西口で建設が進む2棟の再開発ビルの名称が「JR横浜タワー」と「JR横浜鶴屋町ビル」に決まった。JR東日本が22日、明らかにしたもので、商業、スポーツ施設、ホテルなどが入る複合施設として横浜市の新たなランドマークになりそうだ。

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 JR横浜タワーは地下3階、地上26階建て延べ約9万8,000平方メートル。1階から10階にはルミネが運営する複合商業施設「ニュウマン横浜」が核施設として入居する。ニュウマンは2016年3月にオープンした東京新宿に次ぐ2号店となる。

 地下3階から地下1階に横浜ステーションビルが運営する「CIAL横浜」、8階から10階に「T・ジョイ横浜」が入る。ともに商業施設で、このうちT・ジョイ横浜は多目的利用型エンタテインメント・コンプレックスとなり、映画、演劇や最新の映像、音響システムを駆使した各種パブリュックビューイング、講演会などに幅広く利用する。全9ホール、約1,300席が設けられる。12階から26階はJR東日本ビルディングが運営するオフィスとなる。

 相鉄線や横浜市営地下鉄、JR横浜駅中央北改札、西口駅前広場など従来から計画していた接続個所に加え、地下2階の南北連絡通路、地下1階の横浜モアーズ、JR横浜駅中央北コンコーに新設される改札の3カ所と新たに接続することを決めた。これにより、横浜駅西口の歩行者ネットワークの充実を図り、各鉄道駅から周辺施設、地下街、広場などへの円滑な移動ルートを形成する。歩行者通路は第一種市街地再開発事業で同時に進める。

 JR横浜鶴屋町ビルは9階建て延べ約3万1,500平方メートル。1階から3階に商業施設の「CIAL横浜ANNEX」、2階から3階にスポーツ施設の「ジェクサー・フィットネス&スパ横浜」、3階から9階にホテルの「JR東日本ホテルメッツ横浜」、4階から9階に駐車場の「JR横浜パーキング」が入る。このほか、3階に保育所、1階に駐車場と自動二輪駐輪場を設ける。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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