【銘柄フラッシュ】ラピーヌやサンバイオなど高い

2018年11月17日 08:15

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 11月16日は、株価10円台の銘柄を除くとアイロムグループ<2372>(東1)の9.9%高が東証1部の値上がり率1位となり、第2四半期の2ケタ増収増益や12月28日まで行う自社株買い、iPS細胞に関する英社との契約など材料が豊富な上、「狼」の英語名で投資ブログなどを開設する「億トレーダー」の注目株とされて今年の戻り高値を更新。

 同じく2位はTOKYO BASE<3415>(東1)の7.2%高となり、最新の発表ニュースは見当たらないが、10月12日に業績見通しを減額修正したにもかかわらず、この日を安値に底堅い展開が続くため注目し直す動きがあるようで出直り継続。

 同じく3位はインターアクション<7725>(東1)の7.0%高となり、9月以降6回目の「大口受注」の発表が注目され、株式分割など調整後の上場来の高値を更新。

 ラピーヌ<8143>(東2)は関西の投資グループが注力などとされ、10月中旬以降の投機妙味相場が再燃とされて2日続けて大きく出直り23.8%高と高値を更新。MRKホールディングス<9980>(東2)も資金面、人的面でつながりのある動きとの見方があり17.4%高。プロスペクト<3528>(東2、監理銘柄・確認中)は四半期報告書の提出遅延などを14日発表して監理銘柄・確認中に指定されて急落したが、その後は回復を続けて20.8%高。

 エクストリーム<6033>(東マ)は14日発表の第2四半期決算が各利益とも2ケタ減益となり下げてきたが、売上高は62%増加したことなどが注目し直される様子になり急反発の17.4%高。サンバイオ<4592>(東マ)は11月上中旬に急騰したあとの調整が絶妙な三角持ち合いを形成してきたとされ、急騰相場の第二幕に期待する様子があり6.1%高と出直り拡大。

 国際チャート<3956>(JQS)は大幅増益を好感した11月初からの上げ相場が次第に鋭角化し佳境入りとされて10.5%高と一段高。ウルトラファブリックス・ホールディングス<4235>(JQS)は14日の業績予想の増額などが材料視されて連日大幅高の9.8%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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