TI製低電力Bluetoothチップ、リモートアクセスを可能にする脆弱性

2018年11月10日 19:43

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 Texas Instruments(TI)のBluetooth Low Energy(BLE)チップに脆弱性が見つかった。このチップを採用した無線LANアクセスポイントに対し脆弱性を悪用することで、認証無しにネットワークに侵入できる可能性があるという(ITmediaGIGAZINE)。

 イスラエルのセキュリティ会社Armisの研究者によって発見されたもので、問題のチップは「CC2640」や「CC2650」などで、CiscoやMeraki、Arubaなどが製品に採用しているとのこと。

 今回の脆弱性は「BleedingBit」と名付けられており、悪意のあるトラフィックを送りつけることでバッファオーバーフロー攻撃を起こせるというもののようだ。これを採用したベンダー各社はすでにファームウェア更新などで対応しているという。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | バグ

 関連ストーリー:
Bluetoothの実装に脆弱性、AppleやIntelの製品に影響 2018年07月26日
非常に多数のBluetoothデバイスに影響する脆弱性が見つかる 2017年09月14日
2.4GHz帯ワイヤレスマウス/キーボードのUSBドングルに存在する脆弱性「Mousejack」 2016年02月28日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事