中部国際空港、新複合商業施設「フライト・オブ・ドリームズ」10月12日開業

2018年9月20日 17:56

印刷

FLIGHT PARKに展示されるボーイング787初号機のイメージ。(中部国際空港発表資料より)

FLIGHT PARKに展示されるボーイング787初号機のイメージ。(中部国際空港発表資料より)[写真拡大]

 中部国際空港は複合商業施設「フライト・オブ・ドリームズ」を10月12日、空港内に開業する。ボーイング787型旅客機の体験型展示施設「フライトパーク」と、ボーイング社が創業した米国ワシントン州のシアトル市をテーマにした商業施設「シアトルテラス」を併設したもので、中部国際空港が19日、営業時間や入場料を公表した。

【こちらも】中部国際空港セントレアで中国人向け決済サービス「WeChat Pay」取扱開始

 フライト・オブ・ドリームズは空港内に新たに設けられた4階建ての施設で、1階と4階が有料のフライトパーク、2、3階が入場無料のシアトルテラスになる。営業時間はフライトパークが午前10時から午後5時(土曜日だけ午後7時まで)、シアトルテラスは物販店が午前10時から午後6時、飲食店が午前10時から午後10時。フライトパークの入場料は大人1,200円、子ども(3歳~小学6年生)800円となる。

 フライトパークはボーイング787型旅客機の実物を展示するだけでなく、9つの体験型コンテンツが用意されている。「フライウィズ787ドリームライナー」は787型旅客機と館内空間を使った映像と音のショーで、4階に設けられた観覧エリアから不思議なショーを見物できる。

 「787シミュレーター」は787型旅客機のコックピットを再現したシミュレーター。インストラクターの指導を受けながら、787型旅客機の本格的な操縦体験が可能。このほか、専用タブレットに描いた飛行機を操縦する「お絵描きヒコーキ」、航空会社の仕事を模擬体験する「エアラインスタジオ」など子どもから大人までが楽しめる企画が盛りだくさん。

 シアトルテラスはシアトルを本拠とするメーカー、レストラン、オーナーシェフのブランド店舗に加え、シアトルで製造された菓子や雑貨の輸入販売店舗、シアトルのライフスタイル、食文化をイメージして業態開発された16店を集める。

 このうち、「シロウカシバ」は米国でも有名な寿司職人の1人である加柴司郎シェフの日本凱旋店。チョコレートの「フランズチョコレート」、クラフトビールと米国料理の「ザ・パイク・ブリューイング・レストラン・アンド・クラフトビアバー」などシアトルの味が多数登場する。(記事:高田泰・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事