映画『ブルー・マインド』多感な少女の変貌描く、ニュータイプホラー - ルナ・ヴェドラー主演

　映画『ブルー・マインド』が、2018年10月13日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷の特集上映「ワールド・エクストリーム・シネマ2018」内にて公開される。

■多感な少女の変貌描く、ニュータイプホラー

　本作は、15歳という多感な年齢で徐々に大人の女性へと変わっていく少女・ミアを主人公に、彼女の身に起こる奇妙な出来事と、逃れられない運命の結末を描いたホラー映画。『イット・フォローズ』や『RAW 少女の目覚め』、『テルマ』のように、少女の変貌を描いたニュータイプのホラーとも言うべき作品で、スイスのアカデミー賞に相当するスイス映画賞では計7部門にノミネートされ、作品賞・主演女優賞・脚本賞の主要3部門受賞という快挙を成し遂げている。

■あらすじ

　両親の仕事の関係で新しい街へと引っ越してきた15歳の少女・ミア。親の都合に振り回されることへの苛立ちと、大人の女性へと変わっていく自分自身への言いようのない不安の中、ミアはクラスでも目立つ存在のジアンナたちと仲良くなる。アルコール、万引き、男の子たち、ミアは憂鬱な気持ちを振り払うように、仲間たちと悪い遊びに手を染めていく。

　そんな中、彼女は決定的な体の変化を感じ始める。しかし、それは明らかに「成長」と言うにはあまりに不気味で、不自然なものだった。果たしてミアの身に一体何が起こっているのか?彼女を待ち受ける過酷な運命とは?

■弱冠19歳の新星、ルナ・ヴェドラー主演

　主人公のミアの本性が覚醒していく姿を恐ろしくも美しく、官能的に演じて見せたのは、弱冠19歳の新星ルナ・ヴェドラー。本作への出演で、スイス映画賞主演女優賞のほか、レイチェル・ワイズらを輩出した、ベルリン国際映画祭で若き才能に送られるシューティングスター賞を受賞するなど、新たな才能として注目を集めている。

■作品情報

　映画『ブルー・マインド』公開日：2018年10月13日(土) ヒューマントラストシネマ渋谷 特集上映「ワールド・エクストリーム・シネマ2018」内で公開出演：ルナ・ヴェドラー、ゾーイ・パスティル・ホルトアイゼン、レグラ・グラウヴィラー監督・脚本：リサ・ブリュールマン原題：BLUE MY MIND© 2017 tellfilm GmbH & Zürcher Hochschule der Künste ZHdK