関連記事
ジャンプらしい熱血系漫画が映画に!「僕のヒーローアカデミア」の魅力とは
■今もっともジャンプらしい漫画といえば?
漫画を読む習慣は広がっており、昔から連載が続いてきた週刊誌だけでなく、ネットやアプリを通して商品を展開することも珍しくなくなってきて久しい。
【こちらも】志田未来と生瀬勝久、『僕のヒーローアカデミア』ファンの熱量に圧倒される
一方、漫画の認知度は高まりつつも、漫画自体の売り上げは徐々に減少傾向にあると言われている。さまざまな形態での販売経路が増えただけでなく、雑誌に含まれる漫画の求心力自体が弱まっているとも取れる。それは、絶対的な王者であり、シティーハンター、ドラゴンボール、北斗の拳など「黄金期」があったジャンプも例外ではない。
ジャンプの売り上げ低下は年が進むにつれて顕著となっており、漫画も「友情・努力・勝利」から脱却するための試行錯誤が試されている。しかし、その中でもジャンプらしい漫画「僕のヒーローアカデミア」が好評を博しており、2018年8月3日からは劇場版も公開された。
■「僕のヒーローアカデミア」のあらすじ
「僕のヒーローアカデミア」は堀越耕平による漫画で「週刊少年ジャンプ」にて2014年32号より連載中。無個性だった主人公・緑谷出久(通称:デク)が最高のヒーローを目指して成長していくヒーロー漫画で、「次世代少年マンガの雄たる作品」と言われるほど注目されている作品だ。
世界総人口の約8割が超常能力である「個性」を持つに至った超人社会が舞台で、その世界では「個性」を悪用するヴィランと、「個性」を発揮して取り締まるヒーロー達の存在が際立つようになっていた。デクはヒーローになることが夢であったが、超常能力が発現しない「無個性」だった。
それでもヒーローになるという夢を諦めていなかったが、偉大なヒーローを多く輩出してきた国立雄英高校の難関ヒーロー科への進学を目指していた。しかし、周りの人間からは「合格は無理だ」とバカにされる毎日が続いていた。
雄英高校への進学をあきらめきれないまま中学3年生を迎えたある日、デクはヴィランに襲われそうになったところを「ヒーロー」の中でも有名なオールマイトに救われる。オールマイトと出会うことでデクは彼の秘密を知ると共に、ヒーローとしての素質を示し始めるのだったー。
■初の映画作に豪華声優陣が終結!
努力によって「個性」を獲得し、さらに成長していく姿を描く「僕のヒーローアカデミア」。そうした等身大の主人公が好評を博し、アニメ劇場版「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)」が公開されるほどの人気作として認知されるまでとなった。
劇場版では雄英高校のメンバーたちが期末試験を終え、夏休みの林間合宿を控えるところから始まる。そのとき、デクとオールマイトに、ある人物から海外に浮かぶ巨大人工都市「I・アイランド」への招待状が届き、その島でデクは「無個性」のメリッサと出会う。彼女に昔の自分を重ねるデクだったが、その島で起こるあるハプニングに巻き込まれることとなる。
アニメは第3期を控えるほどの人気ぶりで、さらにメリッサ役は志田未来、メリッサの父親デヴィット役は生瀬勝久が担当。有名な俳優陣の参加を見ても、かなりの人気があるのがうかがえる。ファン以外でも、スカッとした気分になりたい時は「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)」を見てみてはどうだろうか。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る)
スポンサードリンク
関連キーワード