ARM、「アンチRISC-Vサイト」を立ち上げ すぐに閉鎖

2018年7月18日 20:16

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 ARMが、「ARMの方がRISC-Vより優れている」と主張するサイト(https://riscv-basics.com/)を6月末に立ち上げるも、評判がよくなかったためかすぐに閉鎖していたそうだ(Register)。

 RISC-Vは命令セットがオープンソースで公開されているプロセッサ。低コストでカスタムプロセッサを作成できるとして注目されていた。

 問題のサイトはインターネットアーカイブからも削除されてしまったため、ARM社の主張を確かめる方法はないが、以下の5つの観点からARMのほうが優れているとアピールしていたようだ。

 コスト 
 エコシステム 
 フラグメンテーションリスク 
 セキュリティ 
 設計保障 なお、このサイトに対抗して(https://www.arm-basics.com/)というサイトも立ち上げられたが、役割を終えたためか閉鎖されている。

 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア

 関連ストーリー:
今こそ「オープンプロセッサ」について考えるとき 2018年01月26日
Western Digital、同社製品で採用するプロセッサをRISC-Vへ移行すると発表 2017年12月06日
SiFive、RISC-Vアーキテクチャの64ビットクアッドコアCPUをリリース 2017年10月12日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事