埼玉三郷市、学校がDB化により生徒の読書傾向把握し管理 批判集まる

2018年7月4日 10:17

印刷

記事提供元:スラド

 埼玉県三郷市で、生徒の読書に関する情報を学校が管理しているという話が報じられた。これに対し、生徒が読んでいる本やジャンルを教師が管理することについて批判が集まっている

 記事では「データベース化を行うことによって、児童ごとの読書傾向を学校側が把握できるようになり、今どんな本を読んでいるのか、あるいは1ヶ月で何冊の本を読んでいるかなどを的確に把握できる」とされているが、これがプライバシ侵害や思想統制に繋がるのではないかというのが主な批判の内容だ。

 ただ、学校側によると教師に伝えられる情報は本の貸し出し回数や、各児童が本を借りている回数だけで、どのような本を読んでいるかといった具体的な内容については伝えていないという(キャリコネニュース)。

 スラドのコメントを読む | YROセクション | 検閲 | YRO

 関連ストーリー:
買ったりコピペした読書感想文、先生にバレる? 2017年08月25日
義務教育では英語やプログラミングではなく日本語読解能力を身につけさせるべき 2016年08月12日
日本図書館協会、村上春樹の名前が書かれた「貸し出しカード」を掲載した神戸新聞に「プライバシ侵害」と指摘 2015年12月04日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事