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交付前のマイナンバーカードが盗まれる 横浜市で
今年2月21日、横浜市鶴見区役所で交付前のマイナンバーカード78枚と、交付用端末として使用されていたノートPCが盗まれる事件が発生していたそうだ(日経xTECH、鶴見区の発表)。
盗難されたマイナンバーカードやノートPCは窓口に置かれており、担当職員がほかの業務に当たるために席を外していたタイミングで盗難されたとみられている。
横浜市では2017年にも神奈川区で交付前のマイナンバーカード21枚を紛失する事案が発生していたという(横浜市の発表、神奈川新聞)。こちらは原因が不明で、戸籍課職員なら誰でも入室できる場所に保管していたところ紛失したという(セキュリティホールmemo)。
どちらのケースも盗難されたのは交付前の未設定カードであり、住民票の交付等には利用できないとのこと。また、カードに含まれている電子証明書については無効化を行った。ただ、身分証明書として悪用される可能性はあるとのことで、盗難されたカードの情報を警察に提供したほか、金融機関や携帯電話会社などに対しても申請者の同意を得た上で情報提供を実施し、申請者に対してはマイナンバーの変更手続きを行ってもらうという。
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