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Waymoの自律走行車に対向車線を大きくそれた車が衝突 米アリゾナ州
米国・アリゾナ州チャンドラーでWaymoの自律走行車が路上テストを行っていたところ、対向車線を大きくそれたホンダ・シビックに衝突されたそうだ(ABC15の記事、9to5Googleの記事、The Vergeの記事、SlashGearの記事、Waymoの車載カメラ映像)。
事故が発生したのは現地時刻4日昼頃、チャンドラーブールバードとロスフェリスドライブの交差点付近だ。Waymoの自律走行車(クライスラー・パシフィカ)は自律走行モードでチャンドラーブールバードを西向きに低速で交差点に接近していた。東向きに走行していたシビックはロスフェリスドライブの南側から交差点に進入してきた乗用車を避けようとして車線を大きく逸脱、コントロールを失ってWaymoの左前部に衝突した。
シビックは前部が大破しているが、Waymoの損傷は小さいようだ。シビックのドライバーは手や足などに切り傷を負っており、Waymoのテストドライバーも軽く負傷したとのこと。
カリフォルニア州と並ぶ自律走行車の一大実験地となっているアリゾナ州だが、3月に歩行者がUberの自律走行タクシーにはねられて死亡する事故が発生して以来、自律走行車に厳しい目が注がれている。今回の事故はWaymoに過失はないものの、再び「自律走行車の事故」に注目が集まることになった。
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