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トヨタの急ぎ足第2弾、情報子会社3社統合 統括的ITソリューション構築
トヨタ自動車とトヨタの情報子会社であるトヨタコミュニケーションシステム(TCS)、トヨタデジタルクルーズ(TDC)、およびトヨタケーラム(TCI)は、2019年1月1日付でTCS、TDC、TCIの3社を統合することで合意したと正式に発表した。
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これまで3社は、TCSが基幹システムの開発、TDCがネットワークおよびインフラの導入と運用、TCIが設計・製造支援システムの開発と情報領域の中でそれぞれの専門分野をもち、トヨタ、およびトヨタグループ各社に対してサービスを提供し、事業の支援を行ってきた。
しかしながら、クルマの電動化、知能化、競争相手の変化など、自動車業界が直面する「100年に一度」の大変革期において、ITが果たす役割はますます大きくことを念頭において、さらに、この大変革期を勝ち抜くために、ITの視点からもこれまで取り組んできた「仕事の進め方変革」をさらに推進するとともに、トヨタグループの連携を強化し、グループ全体を俯瞰したサービスを提供していく必要があると判断した結果、冒頭の組織統合となった。
全てのモノ、ヒト、サービスが常にネットワークにつながる時代、子会社3社がこれまで磨き上げてきた専門スキルを結集し、アプリケーション、インフラ、ネットワークの切れ目なく、かつサービスの企画・提案から、構築・導入・運用に至る一貫したトータルITソリューションを高い生産性で提供し続けることで、グローバルトヨタ、およびトヨタグループ全体の強化を目指す。
統合期日は2019年1月1日。TCSを存続会社として、TDCとTCIを吸収合併する。社名はトヨタシステムズで、本社は名古屋と東京の両本社体制を敷く。(編集担当:吉田恒)
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