【新規上場(IPO)銘柄】ABホテルは20年3月末に店舗数は27店舗へ、将来的にはリニア中央開業で収益機会が増える見通し

2018年1月16日 07:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ABホテル<6565>(JQS)は、12月25日に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)及び名古屋証券取引所市場第二部に上場した。名古屋を中心に「ABホテル」を展開する。「ABホテル」は、Amenity「快適さ、心地よさ」、Bright「明るい、輝いている」をコンセプトとして、ビジネスや観光の疲れを癒していただけるこだわりの設備を整えるとともに、洗練されたノウハウにより、お客様のニーズに着実にお応えし、心休まる快適な空間、サービスの提供を行っている。

 現在、「ABホテル」は、東海エリアで13店舗、関東エリアで2店舗、関西エリアで1店舗、北陸エリアで1店舗と17店舗を展開しているが、2018年3月末時点での店舗数は18店舗となる予定。以降、京都府京都市や山口県宇部市、そして福岡県行橋市などで6店舗の新規開業を計画し、19年3月末時点での店舗数は24店舗、大阪府や愛知県で3店舗の新規開業を計画し、20年3月末時点での店舗数は27店舗となる予定。

 今2018年3月期第2四半期業績実績は、売上高22億4300万円、営業利益5億9800万円、経常利益5億5600万円、純利益3億4400万円に着地。

 今18年3月期業績予想は、売上高43億7600万円(前期比24.7%増)、 営業利益11億6500万円(同18.6%増)、経常利益11億円(同13.6%増)、純利益6億8100万円(同5.8%増)を見込む。年間配当予想は、期末一括10円を予定している。

 株価は、上場日の12月25日に公開価格1500円の2.04倍の3060円で初値をつけ、同29日高値6300円と上昇。1月9日安値4425円と下げてモミ合っている。無料朝食サービス、高級感のある客室、駅近で便利な立地、疲れを癒す大浴場、充実のサービスを提供していることか、高人気となった。上げ一服となっているが、将来的には2027年のリニア中央の開業予定による収益機会が増加するとの期待感があり、大きく下押す場面があれば、中長期的な視点で買い妙味が膨らみそうだ。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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