【注目銘柄】ネオジャパンは15年高値に接近、18年1月期3Q累計大幅増益で通期予想増額の可能性

2018年1月4日 15:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ネオジャパン<3921>(東マ)に注目したい。企業・官公庁向けソフトウェアのパッケージ販売およびクラウドサービスを展開している。18年1月期第3四半期累計は大幅増益だった。通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価はIPO直後の15年11月高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年1月期3Q累計大幅増益で通期予想増額の可能性

 18年1月期第3四半期累計の業績(非連結)は、売上高が前年同期比7.4%増の16億95百万円となり、営業利益が29.8%増の4億04百万円、経常利益が23.3%増の4億19百万円、純利益が26.0%増の2億91百万円だった。

 クラウドサービスが15.7%増収と好調に推移して全体を牽引した。ASP事業者向けが0.4%減収だったが、desknet‘NEOクラウド版が利用ユーザー数増加で41.3%増収と大幅伸長した。プロダクトは、大規模ユーザー向けエンタープライズライセンスの大型案件の反動減などで0.1%増収にとどまったが、カスタマイズ案件は好調だった。

 通期予想は売上高が17年1月期比8.7%増の23億円、営業利益が10.3%増の4億32百万円、経常利益が5.3%増の4億51百万円、純利益が2.0%増の3億02百万円としている。通期ベースでもクラウドサービスの好調が牽引する。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高73.7%、営業利益93.5%、経常利益92.9%、純利益96.4%と高水準である。通期予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は15年高値に接近、好業績評価して上値試す

 株価(17年7月1日付で株式2分割、17年11月16日付で株式2分割)は、12月26日に年初来高値となる1300円まで上伸し、IPO直後の15年11月高値1374円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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