【銘柄フラッシュ】フォーサイドなど急伸しサンコーや三社電機はトヨタとパナソニックのEV電池提携など材料に急伸

2017年12月15日 07:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 14日は、東証1部の値上がり率1位が正栄食品工業<8079>(東1)となりストップ高の14.6%高。13日に発表した前10月期の連結営業・経常・純利益とも2ケタ増益となり、発行済株式総数の19.2%に当たる自己株式の消却も発表し、これらを受けて14日は野村證券が目標株価を6700円から6800円に引き上げたと伝えられた。

 2位は「佐川急便」のSGホールディングス<9143>(東1・売買単位100株)の13.8%高となり、上場2日目とあってご祝儀気分がある中で資本提携する日立物流<9086>(東1)との経営統合への期待などが言われて大活況。

 3位はくらコーポレーション<2695>(東1)の11.1%高となり、10月決算が会社側の予想などを大きく上ぶれた古都などが好感されて3カ月半ぶりに年初来の高値。

 サンコー<6964>(東2)はトヨタ自動車<7203>(東1)とパナソニック<6752>(東1)が電気自動車(EV)用電池などでの協業を発表したことなどが材料視されて急伸しストップ高の18.0%高。三社電機製作所<6882>(東2)も自動車と電機の大手がEV事業で提携したことなどが材料視されて後場一段ジリ高の16.0%高。

 G-FACTORY(ジーファクトリー)<3474>(東マ)は廉価うなぎ料理店「名代宇奈とと」の中華圏での展開ライセンスを中国企業に締結したことなどが材料視されてストップ高の16.1%高。テンポイノベーション<3414>(東マ)は2018年1月末に1対4の株式分割を発表したことなどが好感されてストップ高の14.3%高。

 フォーサイド<2330>(JQS)はグループ企業の中国事業での提携などが好感されて23.4%高と急伸。ケイブ<3760>(JQS)はスマートフォン向けゲーム「ロード・オブ・ダンジョン」の高人気を材料に急伸した相場の調整が一巡とされて出直りを強め5.7%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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