ドラゴンクエストのアニメは、何年経ってもやっぱり面白い

記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ

　ドラクエブームの時にはゲームや漫画だけでなくアベル伝説やダイの大冒険のようなアニメも作られて、両方とも自分はかなり夢中になり見ていました。

　アベル伝説もダイの大冒険も一度打ち切りのような形になりましたが、アベル伝説は再開してくれたおかげでバラモスを倒す最後までしっかりと見れて本当に良かったです。

　アベル伝説は設定的にドラクエ3の雰囲気が強いですが、自分はドラクエ3は特に好きでしたので、最初から最後までこのアニメは楽しむ事ができました。

Contents
1 ドラゴンクエスト アベル伝説 の情報2 ドラゴンクエスト アベル伝説のストーリー3 ドラゴンクエスト アベル伝説 の見どころ

■ドラゴンクエスト アベル伝説 の情報

　ドラゴンクエスト　アベル伝説はファミコンのドラゴンクエストが社会現象を起こした時期にフジテレビ系列で放映されたテレビアニメになります。当時は漫画やアニメがテレビゲーム化されることは多かったですが、逆にテレビゲームがアニメ化されるのは珍しく話題性もありました。

　キャラクター原案は原作ドラゴンクエストシリーズと同じ鳥山明になっていて主要キャラクターのデザインイラストも鳥山明が書きおろす事になりました。

　アニメーション制作はスタジオコメットで放送時期は1部が1989年12月2日-1990年9月22日になり2部が1991年1月11日-4月5日になります。

■ドラゴンクエスト アベル伝説のストーリー

　アニメの世界観はゲームのドラゴンクエストそのもので、最初は勇者のアベルと力持ちのモコモコでティアラを救いに行く為に旅に出ますが、その後に魔法使いのヤナックと女剣士のデイジィが仲間になり4人パーティで冒険をする流れになります。

　この設定はやはりゲームのドラゴンクエスト3によく似ていますね。魔法を使えるのがヤナックだけですが、彼は回復呪文も使えるので攻撃魔法も回復魔法も使える賢者タイプの魔法使いなので、僧侶がいないパーティですが、特に旅では問題はありませんでした。敵役で出てくるモンスターはムーアやジキド将軍などの一部を除いてゲームと同じで、敵の攻撃方法もしっかりとゲームを継承しています。

　ゲームと同じで敵を倒すと経験地も上がりゴールドも貰えますが、作中では敵を倒した後のゴールドは宝石に執着するデイジィだけが独り占めしているシーンが多いです。モンスターも2種類いてバラモスの配下のモンスターは倒すと宝石になりますが、配下ではない自然に作られたモンスターは倒しても宝石にはならないようになっています。

　武器や防具もゲームを継承していて、後半になるにつれ装備も豪華になっていくのも、よくゲームを再現している所になります。最終的にはバラモスを倒してアベルの幼馴染のティアラを救うのが目的になります。

■ドラゴンクエスト アベル伝説 の見どころ

　ドラゴンクエストが好きな人ならやはり無意識にゲームと比較しながら見てしまいますね。ダイの大冒険と同じでドラクエブームに便乗した部分があるアニメですが、自分はとても気に入って毎週楽しみに見ていました。

　ギャグはそこまでありませんが、魔法使いのヤナックが、よく女剣士のデイジィにいやらしい行為をするのが話が進むにつれて定番のシーンになってきましたね。このお約束のシーンが自分としては面白かったです。ラックの種やすばやさの種なども出てきて、ゲームではステータスが上がるだけでしたが、アニメでは1時的に異様に動きが早くなったり運がよくなったりする設定も見ていて少し笑えました。アニメの次回予告前には数秒だけ主要キャラのステータスが細かく表示されるのもドラクエのアニメらしくていいと思いました。

　アニメも見ていましたが、ゲームもやっていたのでわざわざ録画の停止ボタンを押してステータスを細かく見る楽しみもありましたね。自分はこのアニメは好きだったのですが、放送当時は一度途中で打ち切られるような形で終わってしまい、どうしても終わり方が納得できませんでした。ダイの大冒険もそうでしたが、ドラゴンクエストのアニメはなぜか2作品とも途中で打ち切られています。

　しかし、アベル伝説の場合は半年後、関東地区において別の時間枠で第二部が放映されたので、自分はそちらを見る事ができて本当に良かったです。

　ドラゴンクエストアニメらしく、やはり見どころは2部のモンスターの大幹部との戦いやバラモスとの最終決戦だと自分は思いますね。あのまま打ち切りで終わっていたら、このような見どころを見る事ができなかったので、2部を製作してくれた製作会社にはとても感謝をしています。

タイトル
ドラゴンクエスト　アベル伝説

監督
作者/監督　りんたろう・山田勝久(第1部)神田武幸(第2部)

放送期間
1989年12月2日 – 1990年9月22日(第1部)1991年1月11日 – 4月5日(第2部)

主な声優
古谷徹　勝生真沙子　桜井敏治　キートン山田　三田ゆう子

製作会社
フジテレビ、NAS

その他の情報
各話30分

【リレー企画】今だからこそリメイク・リバイバル希望作品!「 ダイの大冒険 」
2017.01.11

(あにぶ編集部/あにぶ編集部)

情報提供元:あにぶは、アニメのおたくな情報やアニメのニュースを初め、アニメのコラムなどを配信しているアニメコラムサイトです。