2018年版日本のアニメ聖地88発表、けいおん!やAIRなどの「聖地」が落選

2017年11月3日 15:03

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 アニメ業界と旅行業界が参加し、富野由悠季氏が会長を務める一般社団法人アニメツーリズム協会が、「2018年版 日本のアニメ聖地88」を発表した。これに対し、「東京一極集中では」という指摘が出ている(産経新聞)。

 「おへんろ。」が入ったのは元ネタ「四国八十八箇所」への敬意と解釈できるが、同じ岡山でも一発物「ひるね姫」が入って、長期シリーズ「天地無用!」落選も解せない。

 総じてアニメスタジオを含む東京への一極集中と、アニメ業界内力学の反映なのだろう。

 海上(九州坊ヶ崎沖:宇宙戦艦ヤマト)や海外(ペルシャ:アルスラーン戦記)もあって良いのだろうが、聖地巡礼による国内観光振興の趣旨から、除外されたのだろう。

 備考:Fate/Stay nightの冬木市は、西日本日本海側地方都市設定だが、個々舞台の多くは兵庫県神戸市内外から採られている。

 人気アニメの「聖地」ながら落選したものとしては「けいおん!」の滋賀県豊郷町、「涼宮ハルヒ」シリーズの兵庫県西宮市、「AIR」の和歌山県美浜町、「この世界の片隅に」の広島県呉市などが挙げられている。制作会社が「聖地」を公認しているかどうかといった事情もあるようだ。

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