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エルメスのハイエンドジュエリー「オート・ビジュトリー」が“タイムカプセル”の中に
エルメス(HERMÈS)のハイエンドジュエリーコレクション「オート・ビジュトリー(HAUTE BIJOUTERIE)」の新作が、2017年10月28日(土)から11月7日(火)まで、銀座メゾンエルメスにて披露される。
■「オート・ビジュトリー」とは?
「オート・ビジュトリー」は、2010年に誕生したエルメスのジュエリーの本質を凝縮したハイエンドジュエリーコレクションだ。ジュエリーとシューズのクリエイティブ・ディレクター ピエール・アルディがデザインを手掛けている。大きな特徴となるのは、歴史あるエルメスのストーリーがジュエリーによって綴られている点だ。貴石を中心としてデザインや構図を考えるジュエラーとは異なり、メゾンのルーツや歴史が一つひとつに反映されている。
■“時”をキーワードにした「オート・ビジュトリー」新作が銀座へ
2016年、“時”をキーワードに3つの新作が「オート・ビジュトリー」に加わった。砂時計をイメージし真珠のグラデーションで表現した「オンブル・エ・リュミエール」、世界最古の時計である日時計をモチーフにした「アトラージュ・セレスト」、そして光のプリズムを彷彿させる「フ・ドゥ・シエル」だ。銀座メゾンエルメスには、「アトラージュ・セレスト」「フ・ドゥ・シエル」の2つの新作を含んだ多数のジュエリーを紹介している。世界に先駆け京都・祇園で発表された、「シェーヌ・ダンクル・パンク」や、クロコダイルの斑(ふ)を描いたコレクションなど、ゴールドやシルバージュエリーが一体になって紹介されている。
■「アトラージュ・セレスト」
“天空の馬車”という意味の名が付いた新作「アトラージュ・セレスト」には、イエローゴールドやダイヤモンド、ピンクオパールなどを使用した。古代より影を利用して時を計る“日時計”がモチーフのため、360度広がるように伸びた美しいラインがポイントだ。間に、大きなピンクオパールを挟んだり、他の宝石を繋いだりしているが、留め具は隠されている。そのため、思わず覗き込んで結合部分を探したくなるほど、好奇心が搔き立てられる。
■「フ・ドゥ・シエル」
ダイヤモンドとトルマリン、ガーネットなどのカラーストーンを組み合わせた「フ・ドゥ・シエル」。見る角度によってイエローが顔を出したり、ブルーに染まったり…と見るものを飽きさせない。イメージしたのは、移ろいゆく空模様。3連のリングは、回して正面の石を変えることができるので、日によって異なる表情を楽しむことができる。
■タイムカプセルをイメージしたモデュール
会場には、建築家・アーティストのディディエ・フィウザ・フォスティノによる12個のモデュールが並び、そのケースの中でジュエリーが紹介される。一つひとつのモデュールは、タイムカプセルをイメージしたもので、中央には心臓にような立体的なモチーフが配置されている。ケース内部は、明るく照らされたり暗くなったりと移ろい行き、まるで心臓の鼓動かのうようにトクトク…とその佇まいを変える。「オート・ビジュトリー」が発表されるのは、2年に1度だけ。貴重な機会を見逃さないで。
■【イベント詳細】
HB-IV CONTINUUM会期:2017年10月28日(土)〜11月7日(火)営業時間:11:00〜20:00(日曜日は19:00まで)会場:銀座メゾンエルメス 10F住所:東京都中央区銀座5-4-1TEL:03-3569-3300入場料:無料
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