有能すぎる?ひらがなけやき2期生渡邊美穂の存在

2017年10月26日 19:23

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 それは、10月22日深夜放送の欅坂46の冠番組『欅って書けない?』でのこと。

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 その日は新規加入した2期生のお披露目を前週にやった直後となり、欅坂46の新曲『風に吹かれても』のヒット祈願ロケが放送された。参加メンバーは。先週紹介されたばかりの「ひらがなけやき2期生」のみで、シール配りと滝行をするという内容であった。

 現在、欅坂46は表題曲を歌う選抜メンバーを1期生全員による『欅坂46』、2期生を『ひらがなけやき』と名付けており、今回は、これまで、1.5期生として、ひらがなけやきを兼任していた長濱ねるが、正式に欅坂に所属となり、新たに『ひらがなけやき』の2期生を迎え入れてのスタートという形になっている。ようするに、1期生は『欅坂』、2期と3期で『ひらがなけやき』という陣容だ。

 前置きが長くなってしまったが、その放送において、番組内初の単独ロケとなったひらがなけやき2期生だったが、その中のメンバーの一人、17歳の渡邊美穂の発言や立ち振る舞いが物議をかもしている。

 欅坂では「わたなべ」という名前は、1期生の渡辺梨加、渡邉理佐ともにトップクラスの人気を誇り、モデルもこなせる美人枠。この3人目の渡邊美穂も、全国大会レベルのバスケ部のキャプテンを務めていた快活・明朗な美少女なのだが、スタジオでのMCへの対応も、ロケでのまとめ方も、ベテランの風格というか、まるでアナウンサーでもやっていたのか?というぐらい手慣れた、それでいて礼儀正しく可愛さも失わない「有能っぷり」を発揮して、視聴者の度胆を抜いたのである。

 常識的に考えれば、これは素晴らしいことで、喜ぶべきことなのだが、世間の常識が通用しないのが、アイドルヲタの難しい所。

 特に欅坂46の場合、MCの二人が「うちの子たちは静かすぎる」と頭を抱えるほど、緊張感が取れず、ヲタはその未熟さを喜ぶという図式がある。いや、むしろ、初期からMCまわしができる有能なメンバーを忌避する傾向が強いのである。

 実際、欅坂では番組初期に進んで発言し、緊張感を感じさせながらもガヤまで頑張っていた齋藤冬優花や、テンションが上がってのトリッキーな反応がMCのお気に入りだった尾関梨香などは、「でしゃばるな」「俺たちが見たいのはお前じゃない」などと叩かれ、アンチを産んでしまっていたし、乃木坂でも必死で頑張っていた生駒を「偉そう」と毛嫌いして中傷を浴びせる者が多かったし、2期生で「有能」の代名詞となっている伊藤かりんも、握手人気はなかなか上がってこないせいか、まだ選抜経験がない(個人仕事は選抜組以上に充実しているのに)。

 案の定、渡邊美穂に対しても、絶賛する声がある一方で、その有能さに対する揶揄もあり、あるいは、ふがいないと感じた先輩メンバーたちに対する罵倒ありと、心無い言葉が飛び交っている。

 せっかく『サイレントマジョリティー』という、アイドルファン以外の一般人からも注目されたスタートを切ったのに、近づいてみれば、ファンがこれでは台無しになってしまう。渡邊美穂をはじめ、ひらがなのメンバーが委縮してしまうような空気は作ってほしくないものだ。(記事:潜水亭沈没・記事一覧を見る

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