【注目銘柄】シーズ・ホールディングスは目先的な売り一巡して上値試す、18年7月期増収増益・増配予想で増額余地

2017年10月18日 12:34

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 シーズ・ホールディングス<4924>(東1)に注目したい。海洋性コラーゲン主成分のゲル化粧品「ドクターシーラボ」を主力としている。18年7月期も増収増益・増配予想である。そして増額余地がありそうだ。株価は決算発表を機に上場来高値圏から急反落したが、目先的な売り一巡して上値を試す展開が期待される。

■18年7月期も増収増益・増配予想

 18年7月期の連結業績予想は、売上高が17年7月期比7.2%増の460億円で、営業利益が5.1%増の90億円、経常利益が2.7%増の90億円、純利益が2.7%増の61億50百万円としている。会社予想は保守的で増額余地がありそうだ。

 事業別売上高の計画はドクターシーラボ事業が6.1%増の427億円、エステ・サロン事業が24.0%増の33億円としている。

 ドクターシーラボ事業(化粧品事業と健康食品事業)は通信販売の拡販を目指して広告販促活動を強化する。エステ・サロン事業は都市圏の直営店舗数を拡大(新規出店5店舗計画)するとともに、店舗当たりの収益性を高めるため化粧品・美容機器の物品販売を強化する。また専門性の高い小型店舗の展開も推進する。

 OTC医薬品事業については、化粧品およびサプリメントとの商品展開と連動させ、体の内側・外側からの美容・健康の促進を訴求すべく、早期の新商品発売に向けて準備を進めている。海外については、米国ジョンソン・エンド・ジョンソンのグループ企業主導のもと、中華圏を中心としたアジア地域の販路拡大を本格化する方針だ。

 なお配当予想は7円増配の年間57円(期末一括)としている。配当性向を40%から45%に向上させる。また10月17日には、18年7月期の株主向け特別優待(対象は17年7月31日現在100株以上保有株主)の詳細内容を発表している。

■株価は目先的な売り一巡して上値試す

 株価は9月11日の決算発表を機に上場来高値圏4400円台から急反落したが、9月19日の直近安値3790円から切り返しの動きを強めている。10月16日には4230円まで上伸した。週足チャートで見ると26週移動平均線サポートラインとなり、13週移動平均線を素早く回復した。目先的な売りが一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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