【銘柄フラッシュ】ファナック、リクルートHD、ユニファミマHDの3銘柄が日経平均のアベノミクス高値を牽引しプロパストなども急伸

2017年10月11日 20:52

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 11日は、日経平均が2万881円27銭(57円76銭高)となり、終値ベースでいわゆるアベノミクス相場が始まって以来の高値(2万868円03銭、15年6月24日)を更新した。

 この上げ幅57円の「内訳」をみると、計算上、約16円はファナック<6954>(東1)が牽引し、リクルートホールディングス<6098>(東1)は約9円、ユニファミリーマート・ホールディングス<8028>(東1)は約6円、各々寄与した。この3銘柄で11日の日経平均を31円近く牽引する形になった。

 東証1部の値上がり率1位はローツェ<6323>(東1)となり、10日の取引終了後に発表した第2四半期決算と通期見通しの増額修正が好感されて18.2%高となり大きく切り返した。

 2位は住石ホールディングス<1514>(東1)の11.8%高となり、北朝鮮に対する制裁によって国際市場の石炭需給が締まり市況が強含むとの見方のほか、衆議院後の原発政策によっては石炭火力発電が増加するとの思惑があり連日活況高。

 3位はマニー<7730>(東1)の11.3%高となり、10日の取引終了後に発表した8月決算と今期見通しなどが好感されて急伸。

 イーグランド<3294>(東2)は10日の取引終了後に発表した業績見通し増額などが好感されてストップ高の16.8%高。ツインバード工業<6897>(東2)は13時に第2四半期の行跡見通しを増額発表したため急伸し9.1%高。

 テックポイント・インク<6697>(東マ)は監視カメラ用半導体や画像伝送システムなどで先行し米ラスベガスでの銃乱射事件を受けて監視カメラ導入が増えるとの期待などがあり、9月29日に上場してからの値動きが軽快とされてストップ高の23.4%高。

 ミクロン精密<6159>(JQS)は10日発表の8月決算と今期予想などが好感されてストップ高の23.8%高。プロパスト<3236>(JQS)は10日の取引終了後に発表した四半期決算などが材料視されて一時ストップ高の25.4%高まで上げ、大引けは15.2%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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