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「ひよっこ」主役の有村架純が登場!映画「ナラタージュ」もヒットの予感?
「ひよっこ」と違って影のある役を演じる有村架純。ぜひ上質なドラマを映画館にて確認したい(c)2017「ナラタージュ」製作委員会[写真拡大]
■有村架純が「ナラタージュ」にて主演抜擢!
2017年4月から放送されていたNHKの朝の連続テレビ小説「ひよっこ」。素朴な田舎っ子を見事演じ切り、多くの人の涙を誘った有村架純の株は急上昇を見せた。そんな彼女が10月7日から公開される映画「ナラタージュ」でも主役を演じている。キャストやストーリー、さらに監督を見ているとこの作品もヒットする予感がしてならない。
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■「ナラタージュ」とは
「ナラタージュ」は島本理生が2005年に書き下ろした小説。2005年に発表されている作品だが、「この恋愛小説がすごい!2006年版」で第1位に選ばれ、2006年の本屋大賞でも第6位入賞。発行部数も47万部を突破している。
タイトルとなっている「ナラタージュ」だが、これは造語。「ナレーション」と「モンタージュ」という言葉が組み合わさった言葉で、物語も社会人の主人公が過去を回想する作りになっている。この部分につぎはぎの「モンタージュ」がどのように組み合わさっていくのかがポイントになってくるだろう。
■「ナラタージュ」のあらすじ
大学2年生の工藤泉(有村架純)はある日、自分の通っていた高校の演劇部顧問・葉山(松本潤)から電話を受けることになる。その内容は演劇部のメンバーが足りないため、卒業公演に出演してほしいというものだった。
この電話主の葉山は、高校で居場所のなかった泉に居場所を与えてくれた人物だった。孤独だった自分を演劇部に誘い、徐々に彼女は明るくなっていく。自分を演劇部に誘ってくれた葉山には感謝すると共に、恋愛の感情がス少しずつ湧いてきていた。
泉はクッキーを作ったりして、葉山に少しずつだが好意を形にしていく。そして、卒業間際には葉山の唇を奪うも、教師と生徒という立場もあってそのまま別れることになってしまう。そんな初恋といえる相手に2年ぶりに再開することになる泉。2人は練習の中で当時のことを思い出しながら、急速にその距離を縮めていく。そしてついに、乗り越えてはいけない一線を越えてしまう。
■キャスト・監督に注目!
「恋愛」に真っ向から向き合った作品「ナラタージュ」は、作品としての魅力は十分。そんな作品の主役を演じるのは有村架純だ。彼女は「ひよっこ」で見事に田舎娘を演じ、他にも「あまちゃん」や「ビリギャル」など出演数も多い女優だ。
また、相手の葉山役には「嵐」の松本潤。実写版「花より団子」の道明寺司役でブレイクし、今まで俺様キャラで通っているイメージの強い芸能人だ。そんな松本潤が奥ゆかしい教師役を演じるが、どのような化学反応が起きるのか期待したいところだ。
さらに、監督は「世界の中心で、愛をさけぶ」で知られる行定勲監督だ。人の感情を描くのに長けている監督で、他にも「ピンクとグレー」や「パレード」など良作を多く手掛けている。「ナラタージュ」においても人の感情の機微がポイントになっていることを考えれば適役だと感じられる。
「ナラタージュ」は10月7日から全国の映画館にて上映される。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る)
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