sacai、2018年春夏コレクション発表

2017年10月7日 10:48

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記事提供元:ファッションプレス

 sacai(サカイ)の2018年春夏ウィメンズコレクションが、フランス・パリで2017年10月2日(月)に発表された。

 今シーズンも、異なるテイストと素材を組み合わせて、サカイ流のミックススタイルを提案。昨シーズンと比べると柔らかな印象で、ティアードドレス、フレアスカートといったフェミニンなピースが多く展開されている。カットアウトやジップによる解体に加えて、パッチワークのテクニックも起用。

 迷彩シャツやMA-1といったミリタリー要素には、グレンチェックのテーラードなどブリティッシュカルチャーをマッチ。ドッキングコートはもちろん、それぞれのテキスタイルを取り出し、プリーツのロングスカートやフレアなスカートも作り出している。

 テーブルクロスのようなクロシェレースは、デコラティブなパンク・パッチワークでワンピースに。大きさ、カラーの異なるチェック柄を縦縞模様に並べて作ったリメイク風スカートも登場した。

 また、今季らしいアレンジとして、洋服を巻き付ける手法もあった。ナイロンジャケットやチェック柄ジャケットのアーム部分を結んで、リボンのように胸元に巻き付ける。洋服をくちゃくちゃとしてバックスタイルにのせた、バックパックのようなアレンジもあった。

 異なる要素が多数共存しているが、軽やかさと程よいラフさを感じられるのは、スポーツミックスのおかげだろう。ロングドレスは、タンクトップのように大きくくり抜かれた袖口がポイントで、ナンバリングロゴのトップスも展開。

 ドローコードは大活躍で、ボリュームコントロールしてアシンメトリーなシルエットをより強調させる。ほかに、中華ボタンを配したデニムジャケットといったカジュアルなピースも交じっていた。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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