【銘柄フラッシュ】アルファが36%高と急伸しアサツーDKはTOB価格を大きく上回る

2017年10月3日 16:58

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 3日は、東証1部の値上がり率1位が大東紡織<3202>(東1)となり、不動産事業の割合が大きい点が注目され、三井不動産<8801>(東1)などの大手不動産株がそろって上げた中で株価2ケタの手軽さなども言われて一時ストップ高の33.7%高まで上げて大引けは29.2%高。

 東証1部の値上がり率2位はミタチ産業<3321>(東1)となり、業績見通しの増額修正が好感されてストップ高の28.3%高。

 3位はアサツーディ・ケイ(DK)<9747>(東1)の19.9%高となり、米国系の投資ファンド、ベインキャピタル(Bain Capital Private Equity, L.P.)グループによるTOB(株式の公開買い付け)が材料になった。TOB価格は3660円だが、外国人の保有割合が多いことなどから株集め難渋の予想があり後場一時20.5%高の3820円まで急伸。

 大興電子通信<8023>(東2)は高性能のITセキュリティソフトが連日材料視されて2日連続ストップ高の21.8%高。ウイルプラスホールディングス<3538>(東2)は2017年4月に続いて10月31日(火曜日)を基準日とする1対2の株式分割を発表して好感買いが集まり8.8%高。

 アルファポリス<9467>(東マ)は東宝<9602>(東1)との提携が好感されて朝方にストップ高の26.9%高まで急伸し大引けは13.0%高。ソーシャルワイヤー<3929>(東マ)は今期2期ぶりに最高益を更新の見込みで、9月末の株式分割によって新たな投資家層の流入が期待できるとされて9.0%高の高値更新。

 アルファ<4760>(JQS)は8月決算の見通し増額修正などが好感されてストップ高の35.9%高。シンワアートオークション<2437>(JQS)はこのところの株式相場の上昇による資産効果が続けばオークション参加者には追い風とされてストップ高の17.8%高となり出直りを拡大した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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