「ポケモンGO」、世界規模のアクセス障害が発生

2017年9月27日 18:22

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 Nianticが運営するスマホゲームアプリ「Pokemon GO」にて、26日の午後6時頃からゲームにログインできなくなる障害が発生した。日本のみでなく世界規模の接続障害となり、中にはデータが消失するプレイヤーも現れるなど、SNS等では一時騒然となった。現在は復旧している。

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 具体的には、ログインしようとすると「認証できませんでした。もう一度やり直してください。」と表示されたり、データの読み込みが止まってしまうなどのエラーが起きた。貴重なレイドボスを倒す機会を失ってしまったり、イベントの恩恵が受けられなくなったりと、ユーザーに大きな影響が出る結果となってしまった。

 ポケモンGOでは現在、秋分の日キャンペーンを開催中だ。期間中は、ポケモンの捕獲やタマゴの孵化に使えるアイテム「ほしのすな」のドロップが2倍になり、さらに入手難易度の高いポケモンが捕まえやすくなる卵が手に入る。また、金銀でお馴染みの伝説のポケモン「ライコウ」「エンテイ」「スイクン」が期間限定でレイドバトルに登場するなど、イベントの真っただ中だ。それだけに、ユーザーからは多くの不満の声が上がっている。

 こうした状況を受け、日本の公式ツイッターではアクセス障害に関する告知を出すも、その日の内に復旧する目処は立たなかった。翌日の6時頃に、Nianticのサポートチームがツイッターにて、ログイン障害が解決したことを発表した。つまり、世界中のユーザーが、復旧まで半日ほどプレイできないような状態が続いたことになる。

 これに合わせ、海外の公式SNSでは開催中の秋分の日キャンペーンを24時間延長することを発表した。キャンペーンは、9月23日から10月4日の午前5時までとなる予定だ。なお、ユーザーへの補填については今の所未定となっている。海外のfacebookにて告知が出ているが、日本向けのアナウンスはまだ行われていない。今後、日本の公式でも告知があると見られている。

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