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Saleshubが資金調達、営業マンと企業をWebでマッチング
「Saleshub(セールスハブ)」のイメージ(画像: Saleshubの発表資料より)[写真拡大]
「Saleshub(セールスハブ)」を運営するSaleshubは12日、事業拡大のためインキュベイトファンドを引受先とする8,000万円の第三者割当増資を行った。これにより、国内最大の営業マンのクラウドソーシングサイトを目指す。
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「Saleshub」は「リファラル営業プラットフォーム」をうたう、営業マンと企業・顧客をつなぐサイト。言わば営業マンをクラウドソーシングできるサイトだ。Saleshubを介することで、営業力の弱い起業したばかりのベンチャーや技術はあるが営業力の弱い中小企業が営業をアウトソーシングし、本業に専念できる。またフリーランスの営業マンが仕事を探しやすくなるほか、現在会社員として仕事をしているビジネスマンの副業先としても利用できる。
企業はサイト上に案件を提示し、顧客を紹介できる営業マンを募る。「サポーター」と呼ばれる登録営業マンは案件に応募し、企業との面接を経て顧客を紹介する。紹介により、案件に見合う額の報酬がサポーターに支払われる。さらに、Saleshubは別途企業側から手数料を受け取る。
Saleshubは2017年6月にサービスをスタート。開始から2カ月でサポーター登録している営業マンは約1,230人、営業マンを募集している企業アカウントは300件以上となっている。案件の報酬規模はさまざまで、アポイントメントを取るだけの数千円単位ものからプロジェクト単位の数百万円のものまであるが、ほとんどはBtoB(企業間取引)のものだ。Saleshubが企業側から受け取る手数料は、報酬金額の35%となっている。
Saleshubでは、10月12日に第3回Saleshub Supporter Meetupというイベントの開催を実施する。ここではSaleshubの活用法についての講演や、営業マンを募集している企業の説明会などが予定されている。(記事:成瀬京子・記事一覧を見る)
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