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日韓首脳、石油禁輸など北制裁決議採択へ協力
日韓首脳会談が東方経済フォーラム出席のためロシア・ウラジオストクを訪問中の安倍晋三総理と文在寅(ムン・ジェイン)大統領との間で、7日、約50分間にわたり行われた。
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外務省によると、安倍総理は北朝鮮問題について、6回目の核実験以来、国際社会全体で北朝鮮に対する圧力強化の流れは加速しており、日韓・日韓米として、この機運を最大限に活用し、異次元の圧力を課すべく取り組みを進める必要がある。北朝鮮の挑戦に対処するため、日韓米の安保・防衛協力が引き続き重要である旨が伝えられたという。
これに対し、文大統領も安倍総理の見方に同意し、強力な安保理決議の追求を含め、今は最大限の圧力をかけるときであることにも同意した。
文大統領は会談で「韓国は北朝鮮と国境を接しており、韓国国民の不安が高い」との言及もあったとしている。
両首脳は「今は圧力強化が重要であるとの認識を共有しつつ、より強力な安保理決議採択を追求すること、中露へ働きかけていくことを含め、日韓・日韓米で引き続き緊密に連携していくことを確認した」とした。
また、日韓首脳会談を伝える韓国・聯合ニュースは「北朝鮮への石油輸出禁止など今以上に強力な北朝鮮制裁を盛り込んだ決議が国連安全保障理事会で採択されるよう協力することで一致した。北朝鮮への石油禁輸に向け、中国とロシアからの制裁同意の取り付けへ働きかけを強める」と伝えた。(編集担当:森高龍二)
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