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アサヒビール、リキュール「カンパリ」などの日本での販売権取得
東京銀座6丁目のファッションビル「GINZA SIX」屋上に、ファッション誌VOGUEが「カンパリ」をイメージしたレストランを期間限定でオープン、アサヒビールが協賛する[写真拡大]
アサヒビールがイタリアのダビデ・カンパリ-ミラノ社が製造する世界的にも有名なリキュールブランド「カンパリ」など4ブランド10アイテムの日本における販売権を取得。9月からリキュールの「カンパリ」「アペロール」の販売を開始した。
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アサヒビールは、かねてより総合酒類メーカーとして国内トップ企業を標榜してきたが、今回の「カンパリ」「アペロール」の販売権取得もその一環とだと発表。カンパリの国内販売権はサントリーが持っていた。アサヒビールはリキュールのグローバルブランド「カンパリ」の導入で輸入洋酒の品揃え拡充を図る。
アサヒビールは今回の販売権取得で、9月からの1年間で「カンパリ」の販売量を1.5倍となる7万5000ケース、「アペロール」は2倍の5300ケースを目指すとした。
カンパリは日本国内販売で50年以上の歴史があり、消費者の認知度も非常に高いリキュールで「カンパリソーダ」や「カンパリオレンジ」などのカクテルは、スタンダードな飲み方として定着している。が、「アペロール」は日本国内の認知度は低い。しかし、グローバルな販売量でみると、アペロールはカンパリを上回っており、ヨーロッパを中心に若いファンに支持されているという。
欧州におけるアペロールの代表的で人気のある飲み方は。アペロールにスパークリングワインを加えたシンプルなカクテル「アペロール・スプリッツ」。スパークリングワインが無ければ、白ワイン+ソーダでも代用できる。
アサヒビールでは、この「アペロール・スプリッツ」を日本でも普及させたいとしている。なお、同時に販売権を取得したブルーの個性的なボトルで異彩を放つ「スカイウォッカ」「スカイブルー」は、年明けの1月から販売開始となる。
カンパリの販売開始を記念して、9月1日から17日まで、東京銀座の「GINZA SIX」屋上で、ファッション誌VOGUEがカンパリをイメージしたレストランを期間限定でオープンさせた。主催はVOGUE Japanで、アサヒビールが協賛する。(編集担当:吉田恒)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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