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【業績でみる株価】シンデン・ハイテックスは日柄調整一巡して上値試す、18年3月期1Q大幅営業増益で通期予想は増額の可能性
液晶・半導体の専門商社で、韓国LGディスプレー社やSKハイニックス社の製品取り扱いを主力としているシンデン・ハイテックス<3131>(JQ)の18年3月期第1四半期は大幅営業増益で経常利益と純利益は黒字化した。需要が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は高値圏でモミ合う形だが、日柄調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期1Qは大幅増益、通期予想は増額の可能性
18年3月期第1四半期(4月~6月)連結業績は売上高が前年同期比10.2%増の114億67百万円となり、営業利益が7.3倍の3億09百万円と大幅増益だった。経常利益は2億89百万円の黒字(前年同期は42百万円の赤字)で、純利益は1億87百万円の黒字(同49百万円の赤字)となり、いずれも黒字化した。
液晶分野は車載用機器向けが減少して4.1%減収だったが、半導体分野がメモリ市況の回復や委託開発ビジネスの順調推移で24.7%増収、電子機器分野が異物検出機等の装置ビジネスの好調で19.9%増収、その他分野がバッテリ等の新規ビジネスの立ち上がりで25.9%増収となり、増収効果で大幅営業増益だった。
通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比6.2%増の472億08百万円、営業利益が11.6%増の9億35百万円、経常利益が48.9%増の7億48百万円、そして純利益が37.3%増の4億97百万円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.3%、営業利益33.0%、経常利益38.6%、純利益37.6%と高水準である。需要が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は日柄調整一巡して上値試す
株価は6月28日の年初来高値3885円から一旦反落したが、大きく下押すことなく高値圏3000円~3500円近辺でモミ合う形だ。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。日柄調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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