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東芝、REMIX、ジンズメイトなど/本日の注目個別銘柄
<9627> アインHD 8070 -430急反落。282万株の公募増資、18万株の公募による自己株式の処分、7&iHD<3382>を割当先とする第三者割当による27万株の新株発行、上限45万株のオーバーアロットメントによる売り出しを発表。調剤薬局・ドラッグストア等の新規出店、既存店舗改装やシステム導入・入替に係る設備投資資金の一部に充当する計画だ。新株発行が最大で発行済み株式数の約11.1%に及ぶ規模であることから、希薄化懸念が先行。
<6502> 東芝 315 +13大幅続伸。半導体メモリー事業を巡り、米ウエスタンデジタル(WD)と月内決着に向けて協議に入ったと報じられている。WDは同事業の資産査定に入っており、来週にも終える見通し。WDは産業革新機構のほか、米投資ファンドのKKR、日本政策投資銀行などと連合を組み、約1兆9000億円の買収案を東芝に提示。合意できれば国際仲裁裁判所への申し立ても取り下げる考えで、事業売却の進展期待が改めて高まる展開に。
<3696> セレス 1375 +68大幅反発。REMIX<3825>が18年3月期の上期及び通期予想の上方修正を発表。通期営業利益見通しを1.52億円から6.28億円に引き上げた。これをうけて、ビットコイン関連銘柄に関心が向かう展開に。なお、同社はビットバンクとの資本業務提携(持分法関連会社化)を結んでいる他、足元で仮想通貨取引事業等を行うことを目的とする子会社マーキュリーの設立について発表(社名は仮称、9月設立予定)している。
<3825> REMIX 1407 +63大幅続伸。18年3月期上期及び通期予想の上方修正が好感された。上期営業損益は1.24億円の赤字から1.38億円の黒字、通期では1.52億円から6.28億円と大幅に引き上げた。仮想通貨「ビットコイン」などの取引所であるBITPointが収益化したことに加え、エネルギー関連事業における電力売買サービスの新規需要の拡大が背景に。本日は材料難のなか、ビットコイン関連に物色が見られた。
<2914> JT 3741 +1小幅高。フィリピンのMighty Corporation(MC社)のたばこ事業に係る資産を468億フィリピン・ペソ(約1048億円)で取得すると発表。MC社は、世界10位のフィリピンたばこ市場でシェア2位(23%)を誇っている。同社は8月にも、インドネシアのKDM社の買収を発表しており、東南アジア地域での事業基盤強化の流れを評価する動きが先行するも、その後は小幅ながらマイナスに転換する場面も。
<9843> ニトリHD 16850 +810大幅反発。前日の大引け後に8月の月次業績を発表。既存店売上高(国内)が前年同月比14.0%増と2ヶ月連続で前年を上回った。接触冷感機能を持つ「Nクール」シリーズが引き続き好調に推移。特に、敷きパッド・ベッドパッドの好調が目立ったようだ。なお、8月度は前年より日曜日が1日多かった影響もあるものの、累計(全店ベース)で同11.3%増と、通期計画を上振れていることを好感する流れに。
<7448> ジンズメイト 697 +100ストップ高。ファーストリテ<9983>の元開発担当者を中心に、新PB「メイト(mate)」を立ち上げたことを発表し、前日にお披露目会を開催した。RIZAPグループ<2928>の下での経営不振からの脱却に期待感が高まる展開となったようだ。また、本日はその他のRIZAPグループ傘下企業にも物色が見られた。
<4770> 図研エルミック 623 +100ストップ高。ソフトウェア開発環境「Ze-PRO CC-Link IE Safety SDK」に、ルネサス<6723>が発売している産業機器向け機能安全ソリューションに最適化したサンプルアプリケーションを同梱した上で発売すると発表している。ルネサスの機能安全ソリューションと組合わせることで、対応機器の開発・検証にかかる期間が大幅に短縮されるようだ。《DM》
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